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USツアー 第5日目: NY最後のライブ
今日は、今回のNY公演の最後のライブです。
会場は、Ten-Eyck Troughton Residenceというところで、ここは一紗がNY留学時に滞在していた寮みたいなところです。ここの1階にスタインウェイのグランドピアノがあります。
思いっきり弾いて
今日のお客様は、人種も多種多彩、お年も20代から70代ぐらい?のおばあちゃんまでいらっしゃる、ほんとにありがたい会場。
前回ここで演奏したときにも聴いてくださった方、こっちで出会った友達、初めて出会う人々、いろんな方に聴いていただきます。
最初は、僕と一紗で即興で1曲。今日はとてもきれいな満月だったので、満月の夜と、今日のこの空間と出会いのイメージで演奏しました。
その後は、一紗のソロステージ。
そして、僕のソロステージ。
最初は少しの即興演奏と「金峰山にて」。そのあとは「水滴のダンス」。こちらで演奏するときは、タイトルを英訳して曲紹介するのですが、「水滴のダンス」は「Dance
of Water Drops」です(非常に分かりやすい...)。
そのあとは、破壊されてる森への祈りを曲にした「祈り(Prayer for Forest)」。そして、「息をして(Breathing
- Life like a River)」。ここにあるすべての方の命と人生のために、僕のすべてを込めて弾きました。
人種を超えて
ライブ後、みんなにたくさんの喜びのコメントをいただきました!
すごく感激してくださってCDも買ってくださったフィリピン人のご婦人。スペイン語まじりで僕を褒めてくれたおばあちゃん。感想ノートに、そっとコメントを残してくれた金髪の女の子。
一紗のお友達で、前回のツアーのときに僕も出会った、アフリカ系黒人のおばさんのパトレシア。輝くようなオープンハートと、でっかい体で、僕をぎゅっと抱きしめてくれて、「So
Beeeeautiful!! you are wooonderful!!」って何回も言ってくれて。僕の「祈り」を気に入ってくれて。CDも2枚買ってくれて。
僕は、すべての境界を越えて、いのちひとつひとつに伝わるようにっていうのが根本にあって、じゃあどんな音楽がいいのかって考えた末に、生まれた音楽がいまの音楽。
だからこうして、人種を超えて、みんなに伝わったことが、何よりも嬉しい。
みんな、すごく純粋に、ストレートに、「すごくよかった!」って伝えてくれて。その純粋さ、素直さみたいのがとっても愛らしくて、だから一人一人とお別れするのがとても名残惜しかった。
でも、また遠くないうちに、また来れますように。
みんなにまた伝えることができますように。
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