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夏旅2005 第54日目: 白谷雲水峡
一夜明けて今日は、屋久島の自然の中へと入ります。ガイドは、すなやん。すなやんの本職はネイチャーガイドなのでした。
白谷雲水峡へ
最初はすなやんが、普通の観光客が行かないような、穴場的な滝を案内してくれる。そんなに山の上に行く訳でも、奥に行く訳でもないのに、川の水が本当に綺麗。上流でもないのに川の水がこんなに綺麗なのが、屋久島のすごいところだと思い知る。
そのあと、白谷雲水峡へ向かう。すなやんに「もっといい所、いっぱいあるよ」と言われながらも、でもとりあえず代表的な白谷雲水峡に行ってみたい！と言って、連れて行ってもらう。
思ったより山の上の方だ。崖っぷちのくねくねとした道路を車で上っていく。相当、上の方まで来た。遠くの山を指差し、「あのへんの杉は俺が植えた」と、すなやん。すなやんが屋久島に来た25年前は禿げ山だったそう。
と言っている間に、白谷雲水峡の入り口に到着。ここからは歩きで、山の中に入っていきます。
 もののけの森
白谷雲水峡は、映画「もののけ姫」の舞台になったことで有名ですが、それはともかく、すごい所でした。地球全体が巨大な生命体だ、という考え方がありますが、まさにこの森は巨大な生命体。僕らは森の体内に、お邪魔させていただきました。樹々の根は血管のよう。この苔の一株一株に命があるとするならば、僕らはどれだけたくさんの命に囲まれているんだろう。
筆舌に尽くしがたいとはこのことで、僕が文章で言い表しようが無いので詳しくは割愛しますが、目の前に繰り広げられる原始的な世界は、とにかく「すごい！」。すごい、すごいと何回連発したことか.....。すごいとしか言い様がない。まるで夢の中にいるようで、いまこの場所を歩いている自分が信じられない。そんな世界でした。
すなやんの口琴ともセッションしました！
（アルバム「いのちの音」に収録されています）
すなやん邸にて
そのあと、一足お先に東京に戻らねばならない鳥居くんとお別れ。ありがとう！また一緒にライブしましょう！
残ったメンバーはすなやん邸の庭でご飯。というか森の中でキャンプ状態。鍋をしてあったまりました。楽しかった森の一日もあっという間。明日は帰る日です....。
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