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夏旅2005 第10日目: 大分県竹田市でのライブ
今日は楽しみにしていた大分県竹田市での初ライブ。4月にやった熊本市の古々辺里(ココペリ)でのライブを見てくださったChikoさんという方が、僕の音楽を気にいってくださり、主催・企画・運営してくだったライブです。マネージャーのうっしーも一緒に来てくれました。
初めての竹田
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竹田にて |
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古いトンネルと子ども |
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セットリスト:
1, 金峰山にて
2, 水滴のダンス
3, 赤とんぼ
4, 竹田(即興)
5, Afro Blue
6, 生(shou)
with Chiko
7, 祈り
8, 息をして
(アンコール)
9, 七夕 |
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みなさん、ありがとう! |
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竹田は初めて来たけれど、とても素敵な所でした。古い建物、街並みがそのまま残っています。普通ならチェーン店とかにとって変わられてしまうのに。
リハの後、僕はしばらく散歩しました。古い街並み、お寺、苔むした無数のお地蔵さん。広場では、ちょうど夏祭りらしきものが行われていて、お神楽を楽しむ街の皆さんの笑顔を眺めたりしました。小雨が降ったあとだからか街の雰囲気がしっとりとしていて心にしみました。
ライブ会場は但馬屋さんという和菓子屋さんの2階で、ギャラリー/イベントホールにグランドピアノがあります。
今回、Chikoさんは「重松さんは音楽のことだけ考えてください」と言ってくれて、全ての段取り、宣伝から演出、交通・宿泊、打ち上げの手配まで全部してくださりました。だから、僕はほんとうに楽な気分でライブにのぞむことがでしました。
竹田からもらった感覚で
いつもは、1曲目を必ず即興にするのだけど、今日は1stステージの間に挟みました。
さっき、竹田を散歩してもらったインスピレーション.....街のこと、自然のこと、お神楽のこと....をテーマにしました。僕はなんだか神様に触れたような気分でした。お寺に行ったせいか、雨上がりのせいか、お神楽のせいか、このタイムスリップしたような古い街のせいか.....。自分の中にその感覚が入ってきていたので、なるべく素直にそれを出しました。その街のことを表現した曲を、その街の人に聴いてもらうのは、いつもドキドキします。でも、それを受け入れてもらったとき、とても嬉しい。今日はどうだったでしょうか.....
詩とのコラボレーション
また、今日は2ndステージの最初に、Chikoさんが作ってくださった「生(shou)」という詩の朗読と、即興でコラボレーションしました。この詩は、Chikoさんが僕の音楽を聴いてインスパイアされて作られたものです。自分が透明になり、音の中に溶けていくような感覚を表現した詩です。
Chikoさんの語り口調は、とても優しく、雰囲気があります。僕の音楽から生まれた詩に、僕がまた音をつける。そこに1つの循環が生まれている。なんだかまた新しい表現が見つかりそうな感じでした。今回は初めてだったけど、これからも回を重ねていきたくなるコラボレーションでした。
いつものように、最後は「息をして」を弾き、アンコールもいただき、ライブ後はたくさんのお客様から喜びの感想をいただきました。弾いているときは、お客様一人一人がどのように感じてくれているのかは分かりません。こうして、ライブの後に直接、言葉で感想を伝えていただき、あぁそんな風に感じてくれていたんだーと分かります。そのときが、とても嬉しい。今日も、ほんとに嬉しい竹田での初ライブとなりました。
竹田の皆さん、ほんとうにありがとう。Chikoさん、ありがとう。また来ます!
ライブの後は、竹田でいろんなアートプロジェクトをされている若手の皆さんと打ち上げをしました。せっかく素敵な街なのに、若い人は流出し、なかなかアートプロジェクトを進めにくい状況にあるようです。でも、ぜひ頑張っていただきたいし、僕も何らかの形で関わっていきたいと思いました。
僕はちょっとワクワクしつつあります!。
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