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春旅2005 第48日目: 古々辺里(ココペリ)でのライブ
今日は、茶房
古々辺里(ココペリ)でのライブです。
2005年春の九州ツアー、最後のライブです。
最後のライブ
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セットリスト:
(第1部)
1, 菜の花(即興)
2, 水滴のダンス
3, (一紗ソロ)
4, (一紗ソロ)
5, 小さな空
6, 歌うということ
7, AFRO BLUE
(第2部)
1, 命芽吹くころ
(即興)
2, Amazing Grace
3, 息をして
(アンコール)
1, Danny Boy
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今日の会場のココペリは、3月にお店にきて、オーナーの聖実さんに演奏を聴いていただいて、決定したライブです。僕のライブに、ゲストで昨日も共演した川原一紗ちゃんを招く形にしました。
嬉しいことに、お客さんはお店に満杯です。最後ということで、この旅で出会った人たちがたくさん来てくれましたし、お店の常連さんもたくさん来てくださいました。あとから聞いた話ですが、オーナーの聖実さんが、一人一人に電話をかけてくださったそうです。お店の方にそんな風にしてもらえて、本当に幸せです。
曲目は、いつものように即興でスタート。この春の旅で一番印象に残った「菜の花」をモチーフにしました。自然の美しさに、この旅の想いをたくさん込めました。
全部で一時間半以上のライブでしたが、途中に一紗ちゃんを迎え入れ、彼女のオリジナルや、武満徹の「小さな空」などを演奏しました。
最後は「息をして」。そのあと、アンコールをいただいたので、2人でNYで何度も演奏したアイルランド民謡の「Danny Boy」を演奏しました。
ここで、僕の全てのライブが、無事、完了しました。
狭い店内に40人近くのお客様に見守られて演奏し、最後までせいいっぱい弾いてきました。
「息をして」を弾いているとき、この2ヶ月間のことが走馬灯のようによみがえり、何かがぐっとこみ上げてきました。
最後のご挨拶では、涙がこみあげてきて、こらえるのがやっとでした。
みんな、ありがとう!!!
振り返ると、熊本に来た3月1日は、遠い昔のよう。
あの日から今日まで、ものすごくたくさん人や場所と出会いました。たくさん演奏し、たくさんの人に聴いてもらえました。
色んな人と共演できたし、何より、まー(米田麻衣)と共演できたのが嬉しかった。
ceiboが本格的デビューし、みんなに喜んでもらえたのは、ほんとに嬉しかった。
今回はほんとうにたくさんの人々に支えられ、皆様なしでは絶対に成し得なかったツアーでした。
うっしー(鵜島真悠子)敏腕マネージャーはもちろんこと、おおくらどん(大倉泰幸さん)には最後の最後までお世話になりっぱなしでした。
つくづく、自分は幸せ者だと思う。
僕の人生において、これほど濃い2ヶ月はなかっただろうというぐらい、すごい2ヶ月で、たくさんのことを学びました。
ヴァイオリニストの若松まさみさんからプロ意識を学びました。
うっしーとの二人三脚で、宣伝やCD販売のことや入場料の額まで、いろいろ経験しながら学びました(これはまた後日まとめようね)。
次に九州のみんなに会う時には、もっともっと喜んでもらえる演奏をしたい。
もっともっと技術力をあげたいと思ったし、表現力も、即興で弾く力も、いろんなことを感じ取る力も、上げたいと思いました。
「息をして」が前より良くなったねって、言ってもらえるようになりたい。
東京に戻ってからの僕の目標です。
明日は、うっしーと、おおくらどんと、元三さん(上村元三さん)がお見送りしてくれるそうです。
遠くから支えてくれたみんな、ありがとう。
まー、すてきな紙芝居と元気をありがとう。
アヤキータ、おいしいコーヒーと笑顔をありがとう。
うっしー、何から何まで全てありがとう。
ありがとうございました。
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