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 2004年12月 USツアー
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USツアー 第6日目: NYに住めば?と言われ....
今日も、Cake'o Cafe(ケイコ・カフェ)で昼ライブです。オーナーのZOMOに「君もNYに住みなよ」と言われて、心ゆれ動いた日でした。

ライブラリーで
今日は、午前中にピアノルームで練習しようと思ったら、オーナーがこの間ライブをやったライブラリーで弾いていいよと言って下さったので、そこで3時間ほど弾いた。
ライブラリーは、皆が必ず使うエレベーターの近くだし、建物のエントランスの正面なので、たくさんの人が聴いてくれる。しばらく座って聴いて行って下さる方もいるし、ここで弾けることはとても嬉しい。
そして、こっちの方のいいところは、「Thank you!」とか、「Good sounds!」とか、通りしなに声をかけてくだることだ。12月3日にライブをやって以来、たくさんの人が「この間の演奏よかったよ」「この間のライブは楽しんだかい?」「あの楽器(ピアニカのこと)は何?」と声をかけてくださる。嬉しいです。

ケイコ
外から見たCake'o Cafe
 
セットリスト:

1, -即興-
2, 感謝

....忘れた....即興とか

?, 森の涙
?, -即興-
?, 祈り
?, 息をして
(Short Ver.)
 
Cake'o Cafeでライブ(昼は最後)
今日は雨で寒い。足早に、SOHOのCake'o Cafeに向かう。
Cake'o Cafeでお昼に演奏するのは、今日が最後。オーナーのZOMOが、「いつまでいるんだ?」とか「日本では演奏だけで食べてるのか?」とか聞いてくれて、片言の英語で僕も答えていて、「君もこっちに住みなよ(Why don't you live in NY?)」って言われた時には、「うううう.....」と思ってしまった。
実は、こっちに住むのもいいかもなぁと思ったりしてたので、言葉に詰まってしまったのだった。今までArtistがNYに住みたがる理由って何となくしか分かってなかったんだけど、こっちにきて、ちゃんと分かった気がする。刺激が多いとか、演奏する場所が多いとか、そういうこともあるんだけど、みんなが、オープンなハートで受け入れて分かりやすく反応してくれるのだ。
一紗ちゃんの参加してるバンドのベーシストのヨシさんもおっしゃってたけど、日本だと批判的に見たり、いいと思ってもちょっとケチつけてみたりする人も多いけど、アメリカの人は、とりあえずGOOD!!って広い心で見てくれる。
奥ゆかしいのが日本人のいい所だと僕も思うけど、いいと思ってくれたのか良くなかったのかいまいち反応が分からなくて、その点は、アメリカみたいな環境の方がやりやすいかも。ダメならダメで、批判されて辛い思いもするだろうけど...。
一紗ちゃんに全てお膳立てしてもらった僕が何言ってんだって感じなんだけど、でも毎日が充実してて楽しくて新鮮で。あと1週間で帰るかと思うと、切なくてしょうがないのでした......。

ドハデ
派手なネオン
 
タワレコにて
その後は、一紗ちゃんがジュリアードの夜間の授業だったので、僕はその近くのTOWER RECORDSにいました。何だ?なんでこんなに安いの?マイルス・デイビスのDVD、僕が日本で4000円前後で買ったやつが、9.99ドル.......。うーむ。とりあえずCDを3枚ほど買いました。
その後、タイムズスクエアを通って帰る。すごいなこりゃ.......これに比べると、渋谷とか秋葉とか、かわいいもんだな....。
この間は、看板のデザインがいいなぁとか、マクドナルドも控えめで街に溶け込んでるなぁとか思ったけど、ここのマックはめちゃくちゃ派手だ。今日は雨だから、ネオンが濡れた道路に反射して、余計に派手に見える、そんな夜でした。

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