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 2005年 夏旅2005
10月1日(土) 前のレポート  |   次のレポート 
夏旅2005 第37日目: 水車物語でのライブ
今日は、3度目となる水車物語でのライブです。
今日はなんといっても、ガムランとの初共演!とても楽しみです!

ガムラン奏者の久保純子さんと
久保さんとは、今年の7月に出会いました。前回、僕が水車物語でライブした時にお客様としてご覧になられて、そのあとに僕が出演した「BeGood Cafe熊本」で再会しました。そのときに、久保さんがガムランを演奏されているのを見て、ぜひセッションしたいと思い、今回の共演が実現しました。

ただ、そのときに思ったのは、このガムランの金属的な響きと、ピアノの堅い響きは、ぶつかり合うのではないかということでした。でも、今日初めてリハーサルをしてみたら、そんな心配をよそに、二つの楽器は重なり合うことができました。このガムラン特有の音階は、いつも自分があまり使わない音階なので、なんだか新鮮。わくわくしながら本番を迎えました。

水車物語という場所
さて本番。1曲目は、ここ水車物語をテーマに即興で弾きました。水車物語はほんとに素晴らしい場所です。吹き抜けの地下で、大きな大きな水車が、大きな音をたててまわっています。その力強さや、水の音は、僕らに大きなパワーを与えてくれます。僕はその水車がくれるものへの感謝の気持ちを、そのまま音にしました。
前半の途中で、今日一緒に来たシンガー川原一紗ちゃんに「赤とんぼ」をうたってもらいました。
後半は、いよいよ久保さんのガムランとの共演です。それに一紗ちゃんも加わります。

ガムラン&ジュゴクとの共演
1曲目は完全即興。一応、途中でお互いがソロになる部分を作ることを決めて、あとは流れるままにやりました。
2曲目は、ガムランからジュゴク(竹の楽器)に持ち替えて、こんどはジュゴクとピアノの完全即興セッション。

ガムランもジュゴクも、演奏自体を日本で聴くことはめったにないし、ましてやピアノとのセッションはあまりお目にかかったことがない。でもそんな気負いもなにもなく、ごくごく自然に、音を重ね合うことができることが、とてもとても嬉しかった。一紗ちゃんも嬉しくて興奮ぎみ。そして、ガムランの久保さんも、とても喜んでくださってて、わくわくているのが伝わってきました。

お互いの楽器は、構造も違うし、響きも違うし、演奏方法も表現方法も、国も違う。でも、その違いを乗り越えて一緒に音楽を作り出せた喜び。それが、僕らの中で膨らんでいました。この出会いに感謝!
live photos
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