本文へジャンプ
music for all living things ホーム  |  お問い合わせ
テーマと取り組み ライブ・スケジュール 作品 プロジェクト 日々のレポート
日々のレポート
ブログ
ツアー・レポート
ライブ・レポート
食べたもの日記
ツアー・レポート
 2005年 夏旅2005
9月23日(金) 前のレポート  |   次のレポート 
夏旅2005 第29日目: クッキング・ライブ(1)&ソロ・ライブ
僕は、20日に四国・愛媛県の松山市入りしました。
今日は、友人のおべんとう作家・尾原ミナさんとの「クッキング・ライブ」です。初の試みです。

クッキング・ライブとは
この企画は、尾原ミナさんが思いついたものです。
彼女は料理教室をする中で、もっとリズムにのって料理することや、もっとお料理するプロセスを楽むことの必要性を感じたそうです。そこで、今回は「クッキング・ライブ」と称して、お料理の実演と音楽のライブをドッキングさせました。メニューは簡単なものを選び、「親子丼」。お客様は、実際に親子丼を作り、僕はそれに合わせてピアノを弾きます。
例えば、玉ねぎをトントンと切っている時には、僕はトントンをイメージしたフレーズを弾きます。卵をシャカシャカ溶いている時は、シャカシャカをイメージしたフレーズを弾きます。

また今回は、楽器も色々と用意して、演奏もお客様に参加してもらいます。材料ごとに担当を決めます。玉ねぎ係、鶏肉係、長ねぎ係、卵係。それらが切られたり、溶かれたりするのに合わせて、お客さんも楽器を鳴らします。お鍋に材料が1つ1つ追加されていくのに合わせて、楽器も追加されていきます。

今日は、親子ライブ
儀光寺
昼間の儀光寺さんの境内
 
今日と、27日の2回開催するのですが、今日は子どもに参加してもらう親子ライブで、27日は大人が参加する大人ライブです。
会場は「儀光寺」さんというお寺さんです。ここの広間をお借りして、行います。

会場は、スタッフも入れて30人ほど。子どもたちが騒いで走り回り、飛び跳ね、予想以上にものすごい騒ぎになりました。
その騒ぎの中、1組目の親子丼づくりがスタート。楽器の演奏の仕方について、言葉では説明したけど、実際にやってみないとみんな分からない。だから、演奏に関しては1回目はまだしっくりこない感じでした。でも、2回、3回...と重ねて行くうちにだんだん良くなって、最後の5回目は、なかなか良いものになりました。

純粋に、音楽的にはどうなのか....それを考えると、なんとも判断しがたい。
でも、みんな楽しそうでした。
みんなが、料理するのは楽しい + 料理するのに音楽が加わるとよりいっそう楽しい、ということを感じてくれてれば、今回はひとまず成功かなと思いました。みなさんいかがでしたでしょうか。

そのあとソロ・ライブ
セットリスト:

1, 儀光寺の夜(即興)
2, 金峰山にて
3, 水滴のダンス
4, てぃんさぐぬ花
5, Afro Blue
6, 七夕
7, 祈り
8, 息をして
 
大騒ぎのクッキング・ライブから1時間のインターバルを置き、今度は僕のソロライブでした。
お寺さんと言う特別の場所で演奏できることをとても嬉しく思いました。境内を灯籠でライトアップしてくださり、美しい月の輝き、虫の声に見守られました。部屋の中も、ロウソクで演出していただきました。

途中、地元松山の唄者・嶋本 慶くんと沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」を共演しました。

一日が長く、大騒ぎのライブと、しっとりとしたライブの両方で、気持ちの切り替えが大変でした。
どうしたら、自分の最高のパフォーマンスを引き出すことができるのか、未だに手探り状態。
もっともっと精進して、いい演奏ができるようになりたいと、心底思った一日でした。

嶋本君と
前のレポート  |   次のレポート 
 
このページのトップへ
プロフィール       ニュースレター登録       リンク集       ご利用にあたって       |         ブログ