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 2005年 夏旅2005
9月10日(土) 前のレポート  |   次のレポート 
夏旅2005 第16日目: 定善寺ストリートジャズフェスティバル
今日は仙台の「第15回 定善寺ストリートジャズフェスティバル」に出演です。
早朝に旅立ちました。

650組が出場!
仙台
たくさんの人で賑わう仙台
 
仙台
いたるところでライブが
 
「定善寺ストリートジャズフェスティバル」は公募による650組が出場するフェスで、今年で15回目だそうです。僕にとっては初の東北でのライブです。

仙台に着いてとりあえず牛たんを食べ、自分の会場へと向かいました。

その途中のいろんな場所、道端や公園内が各会場となっているので、見ながら行きました。ジャンルは雑多で、ジャズの他、ポップスやロックもあります。ロカビリー兄ちゃんも、ターンテーブル少年も、パンクギャルも、ボサノバ姉さんも、ジャズ親父もいる感じ。それだけにお客さんも音楽マニアではなく、休日を音楽聴いて楽しく過ごしたい一般の老若男女です。だからこそ、このフェスは人気があるのだと思います。

あたたかく見守られ
僕の会場へ行ってみると、そ、そこは屋内! てっきり「野外でグランドピアノ」と思っていたので軽くショック.....。他のいろんな会場を見てしまうと、野外でピアノとか、たくさんのお客様が集中する広場のステージなど、羨ましくなることしきり。でも僕はソロ編成なのでグループに比べると派手さもないし、しょうがないよね。
僕の会場は東北電力のアミューズメントビル。カフェも併設してるし、ガラスばりだからそこそこ不特定多数の方に見てもらえそう。うん、僕は自分のステージに集中するだけだ。

セットリスト:

1, 杜(即興)
2, Afro Blue
3, 息をして
 
そして僕の出番。今日はリハが無しなので、なかなかすぐにエンジンがかからない。ピアノはKAWAI製で、音が明るいのはいいけど、低音域が軽すぎる。また天井が低く、床はカーペットなので、音がなかなか共鳴しない。与えられた楽器を弾くしかないのがピアニストの悲しい性。
でも、この機会を与えてもらった喜び、初めて仙台でライブできる喜び、見にきてくださったお客様への感謝の気持ちを込めて精一杯弾きました。結局、たくさんのお客様に見守っていただけ、喜んでいただけました。ほんとに良かった。

演奏後、いろんな方が感想を伝えてくれました。
「また聴きたいから来年もぜひ出場してください」「また仙台でライブして」「東京に行ったときにライブに行きたい」...。
その1つ1つの言葉、みなさんの顔が忘れられないライブとなりました。一人で来た初めての仙台なのに、みなさんに暖かく迎え入れていただけ幸せでした。他にも、出会ったミュージシャンや、昔同じピアノ教室だった方や、友達のお姉さんなどにも見ていただくことができました。

夜は、知り合ったミュージシャンと飲んだりセッションしたりして、楽しく過ごしました。
僕は一人で来たけどちっとも寂しくなかった。それがほんとに嬉しい一日でした。

soso
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