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夏旅2004 第9日目: 六波羅蜜寺、銀閣寺
ゆうべ、近江八幡から京都に移動し、今日は京都観光。とくにどの寺に行くとは決めていなかったので、まずは、レンタサイクルをして、そして行ける範囲でどこかの寺に行こうと思う。
六波羅蜜寺で空也さん
空也さんの像(歴史の教科書にも載っている、口から6体の仏像が出ている像)を見に、六波羅蜜寺へ向かう。自転車なので早い早い。
お寺の境内自体は小さい。聞けば、昔は広い敷地を持っていたのだが、あまりにもお優しい空也さんは、平清盛が無断で敷地内に建物を建てるのを許したために、だんだん敷地が狭くなったそう。
空也さんの像はとても素晴らしかった。写実的なお姿で、身体や衣服がとってもリアルなのもあるけれど、その見た目のことより、空也さんの内面までもが像から伝わってくる。自分のことはどうでもよく、他人の為に尽くし続けた慈悲深いお方だった、空也さんのお人柄が、伝わってくる。どうして、木を削るだけなのに、こんな風に魂を込めることができるのだろう。すごいことである。
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美しき銀閣寺の庭園 |
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銀閣寺へ
その後は、自転車で京大の方へ向かい、そのそばの「進々堂」という喫茶店でお昼を食べる。京大の入り口には、学生運動の人たちの立て看板があり、自分の大学もそんなのがたくさんあったので、思い出す。
その後、銀閣寺へ向かう。修学旅行以来だ。銀閣寺はとにかく、人が多い。外人さんもすごく多い。こんなに人が多く騒がしいと、わびさびもくそもなく、外人さんも理解できないだろうな。人が多いけど、でも素晴らしい庭園を見て、ちょっとでも日本の美の心とか分かってもらえたら嬉しいと思う。
今晩は、ちょうど同じ時期に京都・奈良を旅している、東京の友達と飲む。旅先で待ち合わせるのは、なんとも不思議な感覚。でも面白いので、ぜひやってみてください。
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