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エクアドル・インタグ地方の鉱山開発問題について
僕が中南米のエクアドルを訪れたとき、DECOIN(デコイン)というインタグ地方の環境保全団体の方たちのお話を、直接お伺いすることができました。環境保全団体と言っても、ごくごく普通に暮らす、主婦の方々でした。
そのインタグ地方は、地下に鉱物が眠っています。それに、日本企業が狙いをつけ、鉱山開発に着手しようとしています。もちろん、地下というのは、住民が暮らす土地やその周りにある世界有数の熱帯雲霧林の下ですから、その開発は住民の暮らしや自然を直接的に破壊するものです。
住民たちは、鉱山開発と戦うために団結し、経済的に鉱山開発に頼らなくとも生きていける代替手段として、有機コーヒーや、有機石鹸など、自然を破壊しない、むしろ育むような取り組みを行っており、それは成果を見せています。
しかし、相手は非常に汚い手段を使ってきました。鉱山開発をしたい企業が医師を雇い、開発に賛成する人に無料で診察を行い、反対する人は診察しないという偏った医療サービスをはじめたというのです。医療サービスの乏しい地域ですから、住民は医療サービスと引き換えに、鉱山開発を受け入れざるを得ない。
いま、自分にできること
この話をお伺いしたとき、同じ日本人として、僕はとても恥ずかしく、悲しく思いました。そして、自分にできることなら、この人たちの力になりたいと思いました。
このようなことが、僕らの知らないところで行われているという事実。まずは、この「知られていないところで」というのを何とかするのが、自分にできることだと思いました。
ライブ活動を通じて情報を発信することで、「知られていないところで」を、克服していきたいと思います。
また、こうやってWebサイトに文章を載せることも、その1つです。
ここまで読んでくださった方、有難うございました。
インタグ医療支援基金
上記で述べているインタグ地方の医療危機の克服を支援する基金です。これにより、開発と福祉を切り離して考えることができるようになります。
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インタグ医療支援基金
左で述べているインタグ地方の医療危機の克服を支援する基金です。これにより、開発と福祉を切り離して考えることができるようになります。 |
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