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music for
all living things
〜生きとし生けるものすべてに向けた音
日時: 2006年 2月5日(日) 13:30-
場所: 森のテラス
(東京・仙川) |
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たくさんのお客さまに囲まれて
この時期の森のテラスは、野外のテラス席はちょっと寒いので、お客様が少なければ、室内で窓を閉め切ってやろうと思っていました。でも、35人ほどのお客様に来て頂き、森のテラスは満杯!
テラスにも席を設け、薪ストーブ、石油ストーブ2台、焚き火もして、なんとか寒さ対策をしました。
生きとし生けるものすべてと対話するように
今日のライブは、人間のお客様だけでなく、鳥、虫、花、樹々、すべての命に向けた音を紡ぐライブ。
いつもの僕のライブは、最初にそのときの様々なものとの出会いを10分ぐらい即興演奏し、そのあとはオリジナル曲で構成していきます。でも、今日はこういうコンセプトですので、あらかじめ曲を用意しても意味をなしません。1時間半ずっと即興演奏かもしれません。
自分でも、どうなるか分からないライブ。心配なような、でもその場に任せるしかないので気楽なような、不思議な気分でのぞみました。
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セットリスト:
第1部
1, (即興)
第1部
2, 水滴のダンス
3, 祈り
4, 息をして |
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天も味方してくれたのか、今日は気持ちいい快晴。
外からは、何種類もの鳥の声、風の音、焚き火のパチパチという音、ときどき遠くで小さく車の音。キッチンからは斉藤亜矢子が飲み物を作る音。中二階の席からは赤ちゃんの声。上の階から人の足音。刻々と変わる陽の光。そして僕の右にいらっしゃる、たくさんのお客様の気配、息づかい、心。
その全てと対話するように、調和するように、ゆっくりと丁寧に、少しずつ、心に浮かぶ音を紡いできました。鳥の歌声を真似してみたり、風が樹々の葉を揺らし、ざわざわざわ....となったらそれに合わせてみたり、赤ちゃんのキャッキャという声に合わせてみたり。ここにいるすべてのものが僕に紡ぎださせてくれている音でした。
結局、前半の約40分はすべて即興演奏しました。
みんなでつくり出した濃密な時間
後半最後の「息をして」までの1時間半、濃密で、でもゆったりとした、とても心地よい時間でした。
全ての命、空間、流れる時間とも、交感したようなライブでした。
それは僕一人で感じたのではなく、その場にいたみなさんも感じて頂けたみたいで、ライブ後のみなさんの感想は、とても嬉しいものでした。
森のテラスのオーナーの山田さんにも「すっごく良かった!」と言って頂き、とても嬉しかった。僕のライブを何度も見てくださっている方々にも、初めての方々にも、長野からこのライブのために来てくれた友人にも、とても喜んで頂けました。
でも、これは僕の力でもなんでもなく、この日この場に存在したすべてのものが作り出した時間でした。素晴らしい森のテラス、みなさんの心、森羅万象、それらみんなが僕にこの音を紡ぎださせてくれました。
ほんとうに、ありがとうございました!
(ちなみに)
今日、僕のライブを手伝ってくれた斉藤亜矢子(今日はオーガニック・コーヒー&紅茶と天然酵母パンとお菓子)、鵜島真悠子、米田麻衣の三人は、エクアドルで出会った仲間たち。
彼女たちと僕と片山日香里で、「ceibo(セイボ)」というユニットを組んでいます。それぞれの特技を活かして、楽しさや喜びを周りの皆さんとシェアして、地球やみんなの役に立ちたい!と思っています。どうぞ、よろしく!
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