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春旅2005 第12日目: 阿蘇郡西原村でのライブ
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日置家の前にて |
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昨日から2泊3日、僕、うっしー、直ちゃんの3人は、阿蘇郡西原村に滞在です。今日の西原村構造改造センターでのライブに備え、昨日から西原村入りしました。西原村では、民泊(民家宿泊。農家への宿泊体験)します。僕らは、昨晩、日置さんというお宅にお邪魔しています。楽しいご家族!郷土料理をたくさん用意していただいたり、温泉に連れていっていただいたり、とっても楽しいです。
明けて、今日のライブは、今回のツアーで、最初の大きなイベントです。
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ぷにぷにのこんにゃく |
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おじさんが大きな釜で茹でます |
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寒い!けど、山はすごい! |
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こんにゃく&唐芋料理づくり
今日の午前中は、地元のエコクラブの方々、シルバー青春隊の方々と一緒に、郷土料理であるこんにゃくと唐芋を使った料理を、教わりながら一緒に作ります。
こんにゃく作りは、とても面白い!ぷにぷにです。今日は、熊本大学の学生さんも何人か来て下さったので、みんなで茹でる前のこんにゃくを手で丁寧になでて、凹凸をなくし、滑らかにして、それを茹でました。
あとで、これを刺身で食べましたが、これがまためちゃくちゃおいしかった。市販のこんにゃくとはぜんぜん違います。
地元の方々は、みなさん、本当に良い方ばかり。女性は特にパワフルで、あっけらかんとして面白い!
この後、西原村役場経済課長の曽我さんに、西原村を案内していただきました。阿蘇の雄大な山々は、僕に素晴らしいインスピレーションを与えてくれた。これが、今日の夜のライブの源になります。
グリーンツーリズム・フォーラム
今日のライブは、午前中のお料理、グリーンツーリズム・フォーラム、僕のライブ、の3つがセットになっています。グリーンツーリズム・フォーラムは、西原村のツーリズムを20世紀の破壊型のツーリズムではなく、民泊を中心とした農村体験型のツーリズムにしようという取り組みのフォーラムです。僕も参加し、いち芸術家として、芸術家の滞在制作の提案などさせていただきました。
夜のライブと交流会
そして、その後が、僕のライブでした。椅子が360度、ピアノを囲んで配置されています。またキャンドルが同じように囲むように並べられ、キャンドルナイト形式のライブです。
フォーラムという堅めの会議のあとの演奏ということもあり、みんなに囲まれているというシチュエーションもあり、僕はとても緊張していました。もともと緊張しやすかったけど、この一年でだんだん緊張しなくなっていたのが、今日は、本当に緊張しました。
それをほぐしたかったけど、なかなかできなくて、でも、手だけでも暖めようと思い、今日、みんなでお料理した調理場にお湯をもらいにいったら、おばちゃんたちがお湯をわかしてくれて、また、おばんちゃんたちの屈託のない笑顔やあっけらかんとしたパワフルさに、心なごまされ、だいぶ緊張がほぐれました(それでも、かなり緊張していた)。
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セットリスト:
1, 風の里(即興)
2, 水滴のセッション
3, 赤とんぼ
4, 祈り
5, 息をして |
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演奏は、昼間みた、阿蘇の雄大な山々の景色を思い出して弾きました。僕は、みんなが知ってる誰かの曲は弾かないけど、でもみんなが知っている阿蘇の山々や、生きものなら誰もが知っている森や川や風や光のことを音にしています。だから、みんなの心にそんな情景が浮かんだり、何か共感したりしてくれればいいなと思って、弾きました。お客さまは、50〜60名ほどいらっしゃいました。みなさんに、どう届いたでしょうか.....。
演奏の後、たくさんの方が僕に声をかけてくれました。みなさん、ほんとうにフランクな方ばかりで、まるで昔からの知り合いのように接してくれます。西原村の方々は、みなさんオープンなハートの持ち主で、とても嬉しかった。
このイベントのために動いて下さった、全ての皆様に感謝です。西原村役場の方々、地元団体の方々、本当にありがとうございました。
そして最後に。
このイベントのために、一番走り回り、苦労してくれたのは、うっしー(鵜島)でした。昨年からのいろんな方々とのやりとり、打ち合わせ、当日の準備、それだけでなく、僕が良い状態で演奏できるように気をまわしてくれ、とても大変だった。そのうっしーが、「sosoの演奏を聴いて、このイベントをやってよかったって思えたよ。今まで、sosoをサポートしてきたのは、sosoの音楽に感動したからではなく友達として応援したかったからだけど、今日は、sosoの音楽に感動した」と言ってくれました。うっしー、ありがとう。そう言ってもらえて、僕は本当に嬉しいよ
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