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夏旅2004 第23日目: ひめゆりの塔、平和祈念公園
昨日の夜、船で沖縄・那覇に到着。そのまま24:00発の石垣島行きの船に乗りたかったけど、満室。しょうがないので、昨日は国際通り近くの宿に泊まりました。石垣島に渡りたいけど、次の船もすでに予約で満室。しょうがないので、飛行機で行くことにしました。
飛行機は明日の夕方にしたので、今日は一日、沖縄本島で過ごすことにしました。そこで、前から行きたかった、ひめゆりの塔と、平和祈念公園に行くことにしました。
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安らかにお眠りください |
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「平和の礎」 |
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バスを待つおばさん |
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広島に続き
ひめゆりの塔とその資料館、平和祈念公園とその資料館。どちらも、広島の原爆ドームと資料館から、ひと続きの線でつながりました。偶然だけど、一回の旅行で、巡ることができて、幸運でした。
いずれの場所でも感じた、「生々しさ」。
証言、写真、遺品。目をおおうようなもの、思わず涙がこみあげるものもありました。
他にも、戦場や壕の実物大ジオラマなどで、できる限り、現実感を感じるように、工夫がこらされていました。
資料館で見たある言葉が心に残っています。
「生きるもの全てを殺すのが戦争」。
ならば、僕は、生きるもの全てを生かすものを創造したい。それが僕の音楽の新たなテーマになった。
優しいおばさん
この日、平和祈念公園の帰りのバス停で、一人のおばさんに出会いました。おばさんは、亡くなられた弟さんの名前を、「平和の礎」に探しに来たそうです。でも探し切れなかったそうです。おばさんは、「もう歳で、足も難儀だし....」と寂しそうに言っていました。
二人で話すうちに、おばさんは自分がお昼に食べたお弁当の残りをくれました(ほとんど食べていなかった)。
それに、僕の手に1000円のお小遣いをくれました。僕はもう子供じゃないけど、おばさんから見たら、僕は子供なんだなぁと思いました。
その後、ジュースを買ってくれたり、「お弁当が腐ってるといけないから」と、さらに400円くれました。
どちらかというと口下手なおばさんの、無言の優しさに、心を暖めてもらいまいした。
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