劇団そらのゆめ × ピアニスト重松壮一郎
舞台演劇とピアノ生演奏・即興演奏のコラボレーション!
愛知・名古屋の劇団「そらのゆめ」が手がける舞台劇「青い目の人形」。
重松壮一郎は、劇場音楽を、生演奏・即興即興で、お届けします。
今から90年前、アメリカの子どもたちから日本の子どもたちへ贈られた人形の物語。友情と平和の物語です。子ども向け舞台作品として、全国の小学校やさまざまな文化団体の依頼を受け、公演しています。劇の前に重松壮一郎のソロ演奏「いのちの音ピアノ・コンサート」付きです。
「青い目の人形」あらすじ
1927年(昭和2年)アメリカの子どもたちから日本へ12,734体の青い目の人形が贈られました。戦争がひどくなると人形たちは「敵国の人形」として攻撃の的になります。10歳のまり子にとって特別な存在「マリリン」も、そのうちの一体でした。そして、遂にマリリンが壊される日、まり子は強い決心をします。90年の時を経て蘇るあの時代、そして、今……。温かくも切ない語りと、深いピアノの音が、時に軋む床になり時に抱きしめる腕になり、物語を彩ります。
スタッフ
作: 麻創けい子
音楽・ピアノ演奏: 重松壮一郎
語り: 川村ミチル
会場
甲山会館
愛知県岡崎市六供町甲越6番地21
tel: 0564-23-5083
*名鉄東岡崎駅より徒歩20分
お問い合わせ
岡崎おやこ劇場
tel: 090-3424-0851
プロフィール
横浜市出身、早稲田大学卒。クラシック、ロック、ジャズなどを経て、即興演奏とオリジナル曲を主体とした独自のスタイルを確立。年間約150回に及ぶライブを国内外で精力的に行う。アメリカ、オーストラリア、タイ、ヨーロッパなど、世界各地での公演実績を持つ。「生きとし生けるものすべてに向けた音」をテーマに創り上げるオリジナリティあふれる楽曲と、人と自然をつなげるようなオーガニックな音色は、ジャンルや世代、国境を越え、人々を魅了し続けている。音楽を通じた平和活動にも積極的に取り組み、被爆ピアノの演奏や平和コンサートの企画、被爆者とのコラボレーション、原爆をテーマにした楽曲制作などを展開。子どもの歌の作曲や映像作品、CMへの楽曲提供など、多方面でその才能を発揮している。これまでに、多くの作品をリリース。アルバム「beyond」「tsumugi」、シングル「妖精たちのぶとうかい」はiTunesやAmazonなどで好評配信中。2023年、10年ぶりのソロ・アルバム「beyond」をリリース。コロナ禍以降は、重松壮一郎 YouTubeチャンネルでのライブ配信やPodcast「Soso’s Radio」の配信、子どもたちとの楽団活動、音楽劇「共生する音楽」の企画制作など、新たなクリエイティブな挑戦を続けている。
俳優・演出家の川村ミチル主宰、愛知県の劇団。子どもたちが心も身体も健やかに育つ平和な社会を願い、創設した専門劇団。常に現代を的確にとらえながら、子どもたちの心に響く作品創造に力を尽くす。また、演劇表現・人形表現という手法を用いて、社会のあらゆる人が豊かに生きる力を育むことに貢献する。夢や理想を描き、語り合えることを大切にしたい想いから、「劇団そらのゆめ」と命名。