青い目の人形がつなぐ、友情と平和の物語
舞台演劇とピアノ生演奏・即興演奏のコラボレーション!
愛知・名古屋の劇団「そらのゆめ」が手がける舞台劇「青い目の人形」。重松壮一郎は、劇場音楽を、生演奏・即興即興で、お届けします。
今から90年前、アメリカの子どもたちから日本の子どもたちへ贈られた人形の物語。友情と平和の物語です。子ども向け舞台作品として、全国の小学校やさまざまな文化団体の依頼を受け、公演しています。劇の前に重松壮一郎のソロ演奏「いのちの音ピアノ・コンサート」付きです。
あらすじ
1927年(昭和2年)アメリカの子どもたちから日本へ12,734体の青い目の人形が贈られました。戦争がひどくなると人形たちは「敵国の人形」として攻撃の的になります。10歳のまり子にとって特別な存在「マリリン」も、そのうちの一体でした。そして、遂にマリリンが壊される日、まり子は強い決心をします。90年の時を経て蘇るあの時代、そして、今……。温かくも切ない語りと、深いピアノの音が、時に軋む床になり時に抱きしめる腕になり、物語を彩ります。
スタッフ
作: 麻創けい子
音楽・ピアノ演奏: 重松壮一郎
語り: 川村ミチル
会場
一宮木曽川文化会館 尾西信金ホール
愛知県一宮市木曽川町内割田一の通り27 / tel: 0586-86-7581
ご予約・お問い合わせ
一宮おやこ劇場
tel: 0586-44-2001
プロフィール
即興演奏とオリジナル曲を主体とした独自のスタイルで、全国・海外にて年間150回近いライブを行う。アメリカ、オーストラリア、タイ、ヨーロッパなど海外でも多数公演。「生きとし生けるものすべてに向けた音」をテーマにしたオリジナリティ溢れる楽曲、人と自然をつなげるようなオーガニックな音色は、ジャンルや世代、国境を越え、人々を魅了し続けている。アート・イベント、野外音楽祭、子ども向け音楽ワークショップなど多くのイベントを主催。被爆ピアノの演奏や、平和コンサートの企画、原爆の語り部とのコラボレーション、原爆をテーマにした楽曲の制作など、音楽を通じた平和活動も積極的に行う。アルバム「tsumugi」「いのちの音」「このほしのうた」「こどものじかん」、シングル「僕がいたこと」「もくもくのうた」「ショートカットの女の子」は、iTunes、Amazon等にて、好評配信中。コロナ以後は、重松壮一郎 YouTubeチャンネルでのライブ配信、Podcastにてネットラジオ「Soso’s Radio」配信、子どもたちのとの楽団活動、音楽劇「共生する音楽」の公演など、困難な状況だからこそよりクリエイティブに、精力的な活動を展開中。
俳優・演出家の川村ミチル主宰、愛知県の劇団。子どもたちが心も身体も健やかに育つ平和な社会を願い、創設した専門劇団。常に現代を的確にとらえながら、子どもたちの心に響く作品創造に力を尽くす。また、演劇表現・人形表現という手法を用いて、社会のあらゆる人が豊かに生きる力を育むことに貢献する。夢や理想を描き、語り合えることを大切にしたい想いから、「劇団そらのゆめ」と命名。