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KAKUTOMI ひいな祭り Project 2014
「ひらく〜食・器・音の響宴」
富右ェ門窯 春のヴィンテージ・ビュッフェ
& コンサート

ひらく 〜 素材がひらく・感覚がひらく・窯がひらく

富右ェ門窯の希少価値の高いヴィンテージ&アンティークの器で召し上がっていただく、豪華なランチ&ディナー。新進気鋭の料理人サカグチコウイチとピアニスト重松壮一郎が、「ひらく〜土から土へ〜循環」をテーマに、富右ェ門窯とコラボレーションします。
「食」も「器」も、大地からいただくものを、身体や生活に取り込むこと。それらは、私たちのなかで生き、循環します。
自然の恵みを最大限に生かす料理と器、それらを有機的につなげ、感覚を開く「音」のコラボレーション。
窯場という特別な空間で展開される、食・器・音の響宴にご期待ください。

料理・食の演出

サカグチコウイチ（Kichen Labo Missi）

演奏・音の演出

重松壮一郎（ピアニスト / 作曲家 / 即興演奏家）

器の解説

瀬戸口寛子（富右ェ門窯 第十二代当主）

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当日のお料理について

和食をベースに展開。根菜の出汁から作る蕪のすり流しを始まりとし、焼き物、煮物、炊き込みご飯へ同じ出汁を用いながら、素材の調和、生の移ろい、そして循環を、「素材を開く」という意識で表現します。その他にもmissiの看板料理でもある、自家製パテやショコラテリーヌなども、和のニュアンスでアレンジしてご提供いたします。

当日の音楽について

音楽と料理が絡み合いながら、ひとつの表現として調和・昇華していくような、即興コラボレーションを展開します。

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富右ェ門窯 略歴
陶芸11代、300年の歴史を持つ。1716年（享保期）内山中樽に鍋島藩の御用窯として築き、伝統の陶技に研鑽を積み格調高い永年培われた独自の作風で著名な窯である。10数年前、当主の急逝にともない、工場は操業停止。現在は、工場としては使われておらず、操業当時そのままの姿で、その場所にたたずむ。近年は、アートイベントやコンサート等を開催し、新たな可能性を模索している。

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富右ェ門窯 銘品の展示

明治・大正期の希少価値の高い富右ェ門釜のヴィンテージ&アンティークを展示します。
（富右ェ門窯資料協力: 近畿大学山田研究室）

春のミニ・マルクト（小さな市）11:00-17:30

・食と雑貨の楽しいマーケットを開催。富右ェ門窯の器の販売もあります。
・光武酒造所の利き酒コーナーあり（一杯100円）。富右ェ門窯の杯で乾杯しませんか?
（飲酒運転はくれぐれもお止めいただき、JR上有田駅・タクシー代行等ご利用ください）
[16日は16時まで]

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サポーター募集中

アートや音楽とのコラボレーションを通じ、再生への道を開く富右ェ門窯をご支援くださる方を募っております。
お問い合わせ（富右ェ門窯 瀬戸口）

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主催: 富右ェ門窯　企画協力・デザイン: みずのえ　協賛: 光武酒造場

■出演者のプロフィール
サカグチコウイチ（坂口晃一）（Kitchen Labo Missi主宰）
長崎出身。PAエンジニアの専門学校を卒業。音楽絡みのある飲食店に入ることをきっかけに、東京、沖縄、福岡と様々な場所で日本料理からフランス料理などジャンルを問わず学ぶ。2012年より、長崎に拠点を移し、畑や漁業とより食材に近い環境で、長崎の風土に合わせた自分なりの料理のカタチを模索中。

重松壮一郎（ピアニスト / 作曲家 / 即興演奏家）
即興演奏とオリジナル曲を主体とした独自のスタイルで、全国・海外にて年間150回近いライブを行う「旅するピアニスト」。アメリカ、オーストラリアでもツアーを行う。「生きとし生けるものすべてに向けた音」をテーマにしたオリジナリティ溢れる楽曲、祈るような演奏スタイル、自然と共鳴するオーガニックな音色は、ジャンルや年代を越え、多くの人々の心を打ち続けている。最新アルバム「tsumugi」はiTunes、Amazon等にて世界配信中。

瀬戸口寛子（器の解説）
佐賀県有田町の十一代富右ェ門窯に生を受ける。先代の逝去に伴い窯の火を消すが、代々窯焼きを継ぐ者としての土地の再生への役割を探している。現在、遺産である窯の特性を生かしたアート、ライブ、ワークショップ、食等を融合するイベント企画を展開。それとともに、現在も作陶修行中。