ライブ・スケジュール
重松壮一郎 ピアノ・コンサート
「水の月の夕べ」〜水車物語
細胞にとけてゆく音は、色を帯びて全身をめぐる
「川のように流れるピアノの音に身を委ねて」
ごうごうと音をたてて回る店内の水車。開演時間になると、水車は止められ、だんだんと遠のく水音にとけてゆくように、ピアノが静かに紡がれはじめられる.....
ピアニスト重松壮一郎の音は、水をイメージさせる。委ねるだけでいい心地よさ。まるで自分が音の一部となったような、不思議な感覚にさせてくれる。
ただナチュラルで美しい音の響きは、聴く人それぞれの想像の中で、川となり、海となり、祈りとなる。心と体を解放し、希望を抱けるような時間をお届けします。
◎コンサートの中で、東日本大震災で被災された方々に祈りを捧げ、地震を通して感じたことをテーマに、木内里美さん(舞台役者)の言葉とピアノのコラボレーションを行います。
古い水車小屋を復活させたカフェ「水車物語」
ここは、約90年前、白川から坪井川へと流れている上井手川の水の恩恵を受け、水車を動力とした製粉工場として建てられたものです。30年前迄は製粉工場として活躍していた建物を、町の方々の協力を得て復活。店内中央には当時を偲ばせる働きものの水車が、今もなお水をくみ上げ、訪れる人々に癒しを与えています。
出店: 天然酵母パン「風谷舎」
■ゲスト出演者のプロフィール
木内里美(舞台役者)
山形県出身。1982年、「SCOT(旧 早稲田小劇場)」に入団。アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどの海外演劇祭などに参加。1989年、演劇集団「かもねぎショット」に入団。演劇やダンスなど既成の枠を超えた先駆的な表現活動を重ねる。1997年フリーの舞台役者となり、ルーマニアの演出家アレクサンドル・ダリエによる「マクベス」(主演: 段田安則、南果歩)に出演。その他、出演・客演など多数。
2004年、熊本県に移住。ゼーロンの会「ハムレット」に客演。2005年「やまとなでしこー番外編ー」熊本市にて。以降、県内外にて、数々の舞台、審査員、講師など務める。表現ワークショップではワシントン大学演劇部に招聘。ライフワークの「おばあちゃんシリーズ」は自作自演で人気を得、県内外各地で公演。
- 6/18(土)
- 重松壮一郎 ピアノ・コンサート「水の月の夕べ」〜水車物語
- 会場: ギャラリー&和カフェ 水車物語
(熊本県菊池郡大津町大字室125 中村製粉 旧工場) - 時間: 開場18:00 開演19:00
- 料金: 前売2200円 当日2500円(1ドリンク付き)
- 出演: 重松壮一郎(ピアノ、メロディカ)
- ゲスト: 木内里美(舞台役者・朗読)
- 出店: 天然酵母パン「風谷舎」
- ギャラリー&和カフェ 水車物語
tel: 096-293-2025