日々のレポート

讃美歌

球根の中には

今日は、毎年コンサートをさせていただいている、
相浦光キリスト教会の、
武林真智子牧師の最後の礼拝でした。
来月から埼玉の教会に移られるのです。

 

カトリックの父のもとで育った僕ですが、
反抗期や親離れとともに、教会から遠のきました。

でも何十年も経って、縁あって佐世保で相浦教会に来て、
武林牧師の宣教を聞いたとき、
子どもの時はあんなに退屈だったのに、
すごく惹きつけられました。

いつも聖書の一つの部分を取り上げて話してくださるのですが、
現代に生きる私たちに当てはめて話してくださるからでしょう、
災害や戦争が絶えず、コロナもあるこの時代で、
救いのある話をしてくださり、いつも涙していました。

 

無宗教な僕ですし、日曜日はたいていライブなので、
なかなか日曜礼拝には参加できないのですが、
ほんとに時々ですが、参加させていただきました。

 

昨日の最後の宣教は、「私たちの国籍」というお話で、
私たち国籍は、本国であり、故郷であり、天であると。
これから離れ離れになるけど、
また天で会えますよ、という言葉に泣けました。

 

カトリックとプロテスタントは讃美歌にも違いがあって、
知らなかった新しい歌に出会えたことも、
とても嬉しいことでした。

その中でもお気に入りの讃美歌は「球根の中には」。
日本語の訳詞も素敵だけど、
かなり短縮されていて、
本来の英詞を訳したものはもっと素晴らしかったので、
下記に掲載します。

 

武林牧師、ありがとうございました。
埼玉の教会でも、皆さんに素晴らしいお話を届けてください。

 

******

 

「球根の中には」

1 球根の中には 花が秘められ
  さなぎの中から いのちはばたく
  寒い冬の中 春はめざめる
  その日、その時をただ神が知る

2 沈黙はやがて 歌に変えられ
  深い闇の中 夜明け近づく
  過ぎ去った時が 未来を拓く
  その日、その時をただ神が知る

3 いのちの終わりは いのちの始め
  おそれは信仰に、死は復活に
  ついに変えられる 永遠の朝
  その日、その時をただ神が知る

 

 

「約束の讃美歌(Hymn of Promise)」

1 球根の中には花があり、種の中にはりんごの木がある
  まゆの中には隠れた約束。まもなく蝶が飛び立つ!
  冬の寒さと雪の中では、春があらわれる準備をしている
  その時が来るまでそれは隠され、ただ神だけが知っている

2 すべての沈黙の中には歌があり、言葉とメロディーを探し求めている
  すべての暗闇の中には夜明けがあり、あなたと私に希望を届けようとしている
  過去は未来へと向かう、神秘を内に秘めて。
  その時が来るまでそれは隠され、ただ神だけが知っている

3 私たちの終わりの中に私たちの始まりがある。私たちの時の中に無限がある。
  私たちの疑いの中には信仰がある。私たちの命の中に永遠がある。
  私たちの死の中に復活があり、最後には勝利がある。
  その時が来るまでそれは隠され、ただ神だけが知っている。

 

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