今日はツアー千秋楽、「大阪水源 水の杜」でのライブでした。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました。
河内長野の山の奥の方、
製材所をリノベーションした、自然豊かな場所。
すぐ脇を川が流れ、蛇口から出る水は、
常に流れ出てまた川へと還ってゆく。
そこにいれば自然と心と体が緩まっていく、
そんな場所でした。
前半の途中、ちょうど「みずよとわに」の演奏中に
雨が降り始め、
その次の「水滴のダンス」の時は本降りに。
僕は雨に調和するように音を奏でる。
屋根が波板なので、ドババババーとという轟音の中、
後半をスタート。
「祈り」「忘れえぬ記憶」「明日への夕日」の時は、
マイクを最大音量にしてもMCが聴き取れないくらいに。
もちろんピアノの音もかき消されるので、
徐々に皆さんピアノのそばに席を移動し、
最後の「息をして」の時は、
ピアノのそばにキュッと集まる感じに。
終焉と同時に不思議と雨は上がり始め、
また青空が広がっていきました…。
こうした自然の演出は意図的にできるものじゃないので、
偶然遭遇した稀有な、記憶に残る演奏になりました。
でもこうした自然の中の演奏会場だから起こりうるんですもね。
綺麗なホールもいいけれど、
こうした場所ならではの素敵な体験でした。
企画運営してくださった水の杜の皆さん、
お越しくださった皆さん、
本当にありがとうございました。
また演奏に来れる日を楽しみにしております!