今月は沖縄から始まり、東京へ、
さらに続けて、広島・岡山・大阪・滋賀・愛知をツアー。
久しぶりに自宅でゆっくりできると思ったら、
過労でダウン。風邪をひいてしまいました。
でもまる3日間寝て、なんとか回復!
今日は、松本孝之絵画館(長崎県佐世保市)での、
Akané Collective「花とピアノのコンサート」でした。
Akané Collective は、僕・重松壮一郎と、
友人でフラワーアーティストのヒームストラ舞のDUO。
花のアート作品をステージで創り上げるパフォーマンスと、
ピアノ即興演奏のコラボレーションで、
2020年のオランダ公演を機に、結成したアートユニットです。
年1〜2回のペースで公演を行なっています。
今回は2024年春の公演。
会場の松本孝之絵画館。
ホワイトキューブの真ん中をステージとし、
お客さまには、作品を囲んでもらうように座っていただきました。
この形は初めてだったんだけど、
ステージと客席が一つになりやすく、
またピアノの音も、空間を包み込むように響いたので、
音・花・演者・参加者が一緒に空間を創っているような感じで、
とてもよかったです。
今回、舞ちゃんからもらったテーマは「パラドックス(逆説的)」。
僕はそれだけ聞いて、あとは無心で、音が生まれるままに、紡ぎました
(あまり細かく聞いてしまうと、頭で考えてしまって弾けなくなるので)。
舞ちゃんの作風が、「矛盾ならではのおかしみ」みたいのがあって、
美しいだけでなく、ユーモアがあったなぁ。
美しいだけのもの、かっこいいだけのもの創れる人は、たくさんいます。
美しいだけではないものを創れることも、
美しいと思えないものから美しさを見出し、引っ張り出せることも、
彼女の力量だと思うし、遊び心を持った、素直なままの個性だなぁと思います。
また次回の公演をお楽しみに!
皆さん、ありがとうございました!