今日は島根ツアー3公演目。5日連続ライブの初日です。
島根県の中間部にある邑南町の矢上交流センターでのソロ・コンサートを開催していただきました。
対象は、矢上高等学校の1年生90名。
先生方も合わせ、100名ほどの参加者となりました。
矢上高校で教員をされている友人が、学校に掛け合ってくださり実現した今回の企画。
山間部のため、生演奏を聴く機会も少ないとのことで、とても喜んでいただけました。
この場所・この瞬間限りの即興演奏から始まり、
「風のゆくえ」「忘れえぬ記憶」「明日への夕日」
そして「息をして」。
1時間ほどなので、いろんな曲は演奏できなかったけど、
僕が伝えたいことが伝わる、代表曲を演奏できました。
演奏後は講演の時間も少しいただきました。
自分がみんなと同じ高校生だったときに、
「プロのミュージシャンになりたい」という夢を抱いてから、
壁にぶつかり、挫折もし、
それでも、こうしてプロ活動ができ、
今ここで、みんなに音楽を届けられていることを話しました。
その後の質疑応答でも、たくさん質問してくださり、
なかなかいい答えができなかったけど、
少しでも皆さんの役に立てれたらなと思います。
いつもライブもそうだけど、
受け止め方は一人ひとり違うし、全員に満足してもらったり、
音に乗せた想いを、全員に伝えることはかなわないかもしれない。
でもみんなの心や感覚に、少しでも伝わるものがあって、
なかには、ビビッときた子、ズドンときた子がいたり、
日々の悩みや、これからの将来に向けて、
何らかの役に立つことができていたらいいなと思います。
僕自身にとっても、とても大切な時間、貴重な機会になりました。
矢上高校のみなさん、
本当にありがとうございました!