竹富島は観光ツアーなんかで行くと、
日帰りでサラッと回るだけで、
「何もない島」って言われてしまう。
でも、年間50万人以上の観光客が訪れるような観光地で、
信号もなく、ガードレールも、派手な看板も、チェーン店も、コンビニもなく、
買い物は夕方には閉まるおばちゃんの商店だなんて島、
車は集落内はほとんど走らず、道は白い珊瑚のかけらだなんて島、
なかなかないです。
他の場所では失われたのに、竹富島にはあるものが、
たくさんあるんです。
最終の船が石垣島に帰ると、島は泊り客だけになり、ひっそりと静かになります。
そして小さな民宿で、ユンタクが始まります。
訪れるなら、ぜひ宿泊で行かれてください。
そして、昔ながらの島の暮らしに身を浸し、
美しい花々を愛でながら、
白い珊瑚の道をゆっくりと歩いてください。
そしてできたら、同時に、オーバーツーリズムの問題を、共に考えましょう。