今日は少し大きなイベント「こどもとおとなのための NAGASAKI MUSIC FOREST」でした。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました。
完全版ムービーがご覧になれます。
ぜひご覧ください。
お天気にも本当に恵まれ、暑くも寒くもなく、
森の樹々から差し込む木漏れ日がキラキラ輝き、
滝の音、川の音、風の音、鳥や虫の声に包まれ、
みんなの笑顔と音楽にあふれる、とてもいいイベントになりました。
タイトルに「こどもとおとなのための」とつけるのは、僕は他のイベントでもよく使っています。
大人だけ、子どもだけが楽しめるものではなく、どちらも同じように楽しめるようにしたいという想いからです。
これは、以前、僕が音楽フェス的なものに参加したときに、バンド演奏に大人が盛り上がる一方で、
子どもたちがとっても退屈そうにしている姿を見たことがきっかけです。
どちらかに特化したイベントももちろんあっていいけど、
子どもも楽しめる、音楽フェスがやりたいなと思ったわけです。
その後、「こどもとおとなのための SASEBO MUSIC PICNIC」という野外フェスを佐世保のキャンプ場で2回主催しました。
今回はその流れを組み、場所を東彼杵の森の中に移し、「NAGASAKI MUSIC FOREST」として開催した次第です。
僕が理想としたのは、森の自然や生き物たちと、人と、芸術文化が、共生しているイベント。
厳密に「共生できているかどうか」を考えたら、電気も使うし、ゴミも出ますので、そう言い切れません。
でももっと感覚的に、「ああ、森の自然と音楽が調和して、大人も子どもも、笑顔がこんなにあふれて、気持ちいいな〜!」と参加者が思えるような、そんなイベントを目指しました。
そういった感覚や経験を積み重ねていくことが、自然と共生する平和な社会を創っていくことにつながる、というのは、僕の活動テーマの一つでもあります。
今日のイベントには、ミュージシャン、画家、DJ、食を提供してくれるお店、ワークショップをしてくれる作家さん、そして何人もの方がスタッフとして協力してくださいました。
イベントの重なるシーズンで、特に子どもたちの運動会とも重なり、集客にはとても苦労しましたが、大人こども合わせて、70名以上の参加者となり、出演者・スタッフも合わせると100名規模のイベントになりました。
駐車場の大きさや、会場の席数から言って、ちょうど良い規模に収まりました。
ステージは、倍音奏者シマカワコウヂの場開きの演奏から始まりました。
そして、オーボエが加わって強力になったSASEBOここから楽団。
岡山から来てくれたアフリカ民族音楽奏者コイケ龍一。
僕と娘つむぎのDUO。
僕とコイケ龍一のDUO。
いずれも、素晴らしい演奏でした。
そして最後は、画家MATSUSIMA Riekoのライブペイントに合わせて、すべての出演者が即興セッション。
楽器作りワークショップでMY楽器を作った子どもたちも最後まで残って演奏に加わり、
濃厚な30分間の全員参加セッションとなりました。
僕自身、こうした大人数でのフリーセッションを、20年間ぐらいやってますが、
この日のセッションは本当に素晴らしかったです。
一日すべてを通し、僕が理想に描いていたような時間・空間になりました。
ご協力くださった皆さん、参加者の皆さんに、心から感謝申し上げます。
春の補助金の申請から始まって、はや半年、
そしてまだ報告と補助金がすべて認められるかという、ハードルが待ち構えています。
いつも企画するくせに、あまりに大変で、「もうやらん!」と言い出すのですが、
終わってみると、また企画したくなってしまうのですよね。
来年は、自分のソロCD発売に合わせて、年間通してソロに力を入れる予定ですので、
こうしたイベントがどこまでできるか分かりませんが、
皆さんの協力を得ていきながら、企画もできたらと思いますので、
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました!