「クラウドファンディングに関するアンケート」にたくさんの方にご回答いただきました。
ありがとうございます。
今回は、アルバムの内容について書きたいと思います。
「新作にこめる想い」
僕がこの新作アルバムを通して表現したいのは、
「争いや困難、違い、壁や境界線を越えて、私たちがつながりあう」
ということです。
■コロナ、そして戦争
新型コロナウィルスの世界的な大流行。
未曾有の出来事に、僕らは混乱し、分断も生まれました。
仕事を失い、精神を病んでいく人、自ら命を絶つ人もたくさんいました。
その一方で、コロナは、つながり合うことの大切さを教えてくれました。
か弱い僕らは、こんな時こそ、寄り添って、支え合って生きなければいけない。
僕らは元々は異なる存在だけれども、壁を越えて、分断を乗り越えて、人類は知恵を出しあって、ともに乗り越えていくんだという、連帯感が生まれたように思います。
…しかし2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻が勃発。戦争が起きました。
世界は再び、深い分断の闇に陥りました。
■聴いてくださる一人ひとりの生きる支えとなるように
だからこそ、これから取り組むこのアルバムで、
パンデミックや戦争の中で感じた、怒りや憤り、悲しみ、孤独、
それぞれの違いや、壁、全ての境界線を乗り越えて、
僕らがつながりあえるような音楽を目指したいのです。
大それたことかもしれません。
でも聴いてくださる一人ひとりの生きる支えとなり得るのが音楽。
この苦難の時代を、ともに乗り越え、ともに生きるための音楽になるように、
このアルバムを生み出したいと、考えています。