今日は「まんまーる ミュージック・ウィーク」8日目、最終日でした。
楽器作りワークショップとコンサート。小さな空間は大賑わいでした。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
楽器作りは、自由なものを作る即興スタイル。
講師の野方由紀子さんが、様々な、たくさんの材料(流木や貝など自然物、日用品のリサイクル、キラキラしたシールなど)を用意してくれました。
また、ラミネーターやグルーガン(ホットボンド接着器)など見たこともない道具もあって、みんなドキドキしながら使いました。
そういったワクワクする状況を用意してあげるだけで、子どもたちは想像力をむくむく膨らませて、自分からどんどん工夫して、創造していきます。
1つのものをじっくり作り込む子、とにかく何個も何個も作る子。「あ〜僕はあのタイプだったなぁ」と思い出しました(僕はとにかく人と違うものを作りたいタイプで、アイディアもどんどん湧き出て、いくつも作るタイプだったけど、一つ一つの完成度は低かったなぁ)。
「今日はこの楽器を作ります」と決める方法もあるけど、自由にしたほうが、子どもたちは他人と比べずに自分のペースでできるし、個性を発揮しやすいかもね。
楽器が完成した後は、僕の担当で、みんなでセッション・タイム。
一人ひとり、みんなの前で楽器紹介をした後、即興のセッション。
SASEBOここから楽団のメンバーにも手伝ってもらって、「あかねこのうた」「めちゃくちゃバンバンビー」をみんなで演奏し、盛り上がりました。
これまでも野方さんとのコンビで、いろんな機会を作ってきたり、依頼を受けて開催してきました。
どんな状況でも感じるのは、自由にできる状況を作ってあげれば、子どもは勝手に創造するし、遊びの中から発見して、発展させていく。
実は、うちの娘の学校の図画工作を見ていても、幼稚園等の美術の時間を見ていても、題材や、色や形を決められている傾向が、昔より強くて。
ある幼稚園に行ったときに、壁一面に、みんなで同じモチーフで、同じ色使いの絵を描いたものがずらっと貼ってあったこともありました。
小学校などは、材料があらかじめ用意されすぎていて、自由度が低いなぁと感じることも多々あります(教材販売会社の利権が絡んでいるのだ)。
もっと創造力を解放してあげなくちゃね。
今後も楽器作り&セッションは開催していきたいと思いますので、ぜひご参加ください。
ありがとうございました!