日本国憲法、75歳。おめでとう。
でも、ロシアのウクライナ侵攻を機に、安倍元首相と橋下徹が「核共有」論を展開し、自民・公明・維新・国民民主といった改憲派が防衛力増強や緊急事態条項追加を理由に、この夏の参院選で改憲を訴えてくると予想されている。
「じゃあ、日本が攻められたらどうするの?」という問いに、「軍備増強やむなし」と思考停止していてはいけないと思う。
気候変動、食料自給率、人口減少、エネルギー、自然破壊、格差と貧困、バブル崩壊から続く景気低迷、子育て、医療、コロナ…。他にもさまざまな問題・危機が、地球上に、そして僕らの身の回りに山積している。軍事防衛費だけ増額すればいいって話じゃない。増額した分、他を減らしていいのだろうか。
ロシアのウクライナ侵攻を利用して、改憲派が、日本をあの戦時下の体制翼賛政治へ逆行させようというのなら、断固反対する。そう簡単に手放してはいけない、世界に誇る平和憲法だと、僕は思ってる。
(憲法前文を画像にして添付しました。せっかくの憲法記念日、読み返してみてください)