今日はアルカスSASEBO 第1リハーサル室にて「佐世保子ども劇場 第201回合同例会 〜森のピアニスト 重松壮一郎 いのちの音ピアノ・コンサート」を開催しました。たくさんの方にご参加いただきました。ありがとうございました!
佐世保子ども劇場は昨年、50周年を迎えた団体です。生の舞台鑑賞などの文化体験、仲間との遊びなどさまざまな体験活動を通して、子どもたちの成長を育んでいます。
僕も全国の色々な子ども劇場/おやこ劇場で公演をさせていただいていますが、一般のコンサートとは異なる点がたくさんあります。
一番大きな点は、参加者はふだんから演劇・音楽・芸能などの舞台公演を自ら企画し、運営し、鑑賞し、感想をシェアするところまで、みんなで取り組んでいるところ。
だから、お客さん的な態度で参加する人は少なく、みんなで作り上げよう!という姿勢で取り組んでくださいます。
今日はゲストに民族楽器奏者・シマカワコウヂくんを迎え、
ピアノソロ、民族楽器ソロ、二人のセッション、
そして最後は会場のみんなに楽器を配っての全員セッションなど、
すべて即興の、濃密な1時間のプログラムでした。
コウヂくんの珍しい楽器に子どもも大人も興味津々。
生まれる美しい音、面白い音に驚き、
さらにそれがピアノと溶け合ったり、ずれたり、弾けあったり、それでも調和を目指したり。
ふだんの目にする耳にする音楽とは異なる世界に触れてもらいました。
最後の会場みんなでのセッションは、ほんとに楽しく美しく、創造的で、躍動感にあふれ、
極楽浄土のようでした。
「音楽を創ることは、平和を創ることと同じ」と僕はいつも思っていますが、
本当にそのまま、平和な空間がそこにはありました。
コウヂくん、佐世保子ども劇場の皆さんに、心から感謝です。
ありがとうございました!
★佐世保子ども劇場は、会員募集中です。
月の会費がかかりますが、さまざまな舞台公演を無料で鑑賞できます。
みんなが参加できる遊びや文化体験が色々あり、仲間たちとのつながりもたくさん生まれます。
ご興味を持たれたら、ぜひ一度、参加してみてください!
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