今日は佐世保市内の某中学校で、2年生を対象に5、6時間目を使って演奏してきました。2回に分けて、60名ずつ。演奏35分+お話10分。密度の濃い時間でした。
「今から生まれる1音1音は、僕が生み出しているように見えるけど、君たちがいるから生まれているんだよ。一緒に生み出しているんだよ」と話してから弾き始める即興演奏、その1音1音の愛おしさ。言葉は交わしていないのに、たくさん対話している気持ちになりました。
そして、僕がみんなと同じ年頃にミュージシャンになりたいと思ってからプロになるまでの道のりを話しました。何度も挫折を繰り返したけど、あきらめずに続けてよかった。あきらめなかったから、みんなに聴いてもらえる今日という日につながった、と。
最後に二つのメッセージ。やりたいことが見つかっても、見つからなかったとしても、挑戦することを忘れないでという話。たとえ失敗しても、何らかの「気づき」があり、それが人として成長させてくれるからと。そして、嬉しいこと、悲しいこと、もやもやした気持ち、たくさんの想いや悩みを表に出せる、自分なりの表現手段が見つかりますようにという話。それがないと本当に苦しいから。他にも話したいことたくさんあったけど、それはまたの機会に。
あの頃の自分に見せてあげたかったなぁ。
大人になった僕はしっかり生きてるぞって。
みんな、がんばれ!!