この3日間は、オランダの花やさん(長崎県佐世保市)にて「小さなあおぞらマーケット」を開催しました。お越しくださったたくさんの皆様、本当にありがとうございました。
この企画は、僕の親友である、オランダ在住のフラワー・アーティスト、ヒームストラ舞が、日本に一時帰国するのに合わせて企画しました。
毎年、夏に帰国していますが、今年はコロナの影響で、3度にわたり飛行機がキャンセルに。やっとこの10月になってチケットが取れ、無事に帰国しました。2回のPCR検査と2週間の自宅待機を経て、このイベントの日を迎えました。
このイベントは、コロナで縮こまってしまったみんなの心と体が、少しでも緩んで、解放されたらいいなと思って、企画しました。そして、コロナで大きなイベントはできないけど、小さいながらも、みんながささやかな小さな幸せを感じてくれたらなと願いました。
3日間ずっと好天に恵まれ、昼間はシャツ1枚でいいほど。
本当に気持ちのいい気候の中でできました。
今回僕はピアノを野外に運び出して、1日3回、計9回の野外ピアノ・ライブを企画。
ピアノが直射日光にさらされてしまいましたが、いい音を響かせてくれました。
太陽、あおぞら、光、風、蝶々、美しい里山の風景、すべてが、音と調和し、聴いてくださる皆さんをつなぐ、最高の時間でした。
毎日11時からの部は、舞ちゃんのお花と、僕のピアノ即興演奏のコラボレーション。毎回異なる内容で、多くのお客様に楽しんでいただけました。
2日目の15時の部は娘つむぎとのDUO。マイクも使わないので、よく響くピアノと一緒に生声で歌うのは大変だったと思うけど、よくがんばりました。
3日目の最終公演は、CD「ここから させぼから」を一緒に作った子どもたちと出演。プップクプー♪と入場行進から始まり、オリジナル曲を5曲演奏。新曲「もくもくのうた」は、1回しかみんなで練習できなかったけど、それぞれが家で練習してきてくれました。続く「ここから させぼから」では、ここまでの歩みがあるだけに、目頭が熱くなってしまった…..。たくさんのお客様を前に、こどもたちは少し緊張していたけれど、そんな姿も含めて、みんなすごくかわいくて。もっと練習して、もっといいステージをしたいと思いました。
*こどもたちは11/14(土)させぼ文化マンスに出演します。14:10〜14:40 大ホールです。ご都合よろしければぜひお越しください!
太陽の下で、風に吹かれて、ただただ自由にピアノを弾く。
3日間、僕は心の底から、精神と活動の自由を感じ、なんのストレスもない、何にも誰からも縛られない、本当に気持ちいい、幸せな時間を過ごしました。
無料にしたので、チケットを売らねばならないストレスからも解放されました(たくさんの投げ銭、支援金、ありがとうございました!)。
それができたのも、舞ちゃんとの信頼関係、関係者の皆さん、友人・家族、お客様のおかげです。
舞ちゃんがずっと大切にしてきたこと…自由と平和、愛、信頼…といったものが結実した時間と空間でした。
お越しくださった皆さん、出店してくださった皆さん、ありがとうございました。
そして、舞ちゃんと、そのお父さん!本当にありがとうございました。
またみんなで集って、こんな素敵な企画ができる日を楽しみにしています!