今日は「森ようびの音楽祭 2020」でした。
お越しくださった皆さん、ライブ配信をご覧くださった皆さん、ありがとうございました!
ちょっと肌寒かったけど、お天気も良く、心配した集客もおかげさまで満席でした。
4組の出演者は、いずれもこの自然のなかで、のびのびと気持ちいい音を鳴らしてくれました。
僕はそのうちの3組に出演。娘つむぎとの共演、おきつななこちゃんと共演、そして風の音楽家のメンバーとして。
おきつななこちゃんとやった「みずよとわに」、久しぶりだけど、個人的にはとても気持ちよくピアノが弾けました。数年前にCDを作った時点で、弾くフレーズは固まっていたけど、それを解体して、ほぼ即興で弾けたなぁ。
風の音楽家は、恒例だった春の九州ツアーがコロナで中止に。すごく苦しい決断だっただけに、こうして3人で集えたことがとっても嬉しかったし、幸せでした。1時間の中に代表曲をちりばめつつ、新曲「みんなが幸せでありますように」を初演奏。僕が基礎部分を作曲し、魚くんが歌詞とメロディを作り、3人で編曲しました。どういうきっかけで生まれた曲かを説明する時点で、僕は泣きそうになってしまったんだけど、演奏中もずっとそんな調子で、最後の「TRAIN SONG」まで、ずっと目頭を熱くしていました。
最後の全員のセッションも、なんだかカオスなグルーブで、楽しかったなぁ!
企画・運営から、前日からのライブ配信のセッティング、当日も準備、リハ、ライブ配信、演奏、撤収まで、やること盛り沢山で、いつもの何倍ものエネルギーを使いました。大変だけど、でもほんと楽しかったよ。でも次にやるときは、助手を雇わないと!
カメラの位置やアングル、音のバランスなど、反省点は多々あり、演奏しながらの配信だと、その修正もパッとできなくて、ちょっと悔しかったです。次に活かします。
コウヂくん、ななちゃん、つむぎ、魚くん、岡林さん、本当にありがとう。
風水庵さん、手伝ってくれた皆さん、お客様、ありがとうございました!
配信した動画はYouTubeにアーカイブとして残っていますので、
またいつでもご覧くださいね!
このイベントは、文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」の『トライアル公演』として企画しました。要は、コロナ以後のこの厳しい状況の中で、僕らフリーのアーティストが事業を継続できる道を模索するのを、政府が支援してくれる訳です。文化支援を先行していたヨーロッパに感化されたのか、俳優者連盟などの有名俳優さんや演出家さんが政府に提言しれくれたおかげか分からないのですが、ありがたいことに、4分の3の経費を支援してもらっての開催でした。みんなの税金を使わせてもらっているのです。だから、皆さん、ありがとう〜!