広島、長崎と続く、平和コンサートのツアーも、
今日で6公演目、最終日です。
台風が直撃してしまって、キャンセルの方も数名ありましたが、
「ひょっとしたら誰も来れないかも?」という予想に反して、
ご予約のほとんどの方がお越しくださいました。
幸いにも、森の中はそれほど強い雨風に悩まされることもなく、
無事に開催できました。
音楽を創ることは、平和を創ることに似ています。
この森の中で、たくさんの生き物たちの存在を感じ、
その場で参加してくださっている方々の存在を感じ、
共演者とともに、その違いを乗り越えて、音で調和していくことは、
平和そのものです。
オープニングはシマカワコウヂくんのソロ。
そして僕の即興演奏30分。
休憩を挟み、後半は僕のソロにゲストつむぎ。
今日も彼女の新曲「ショートカットの女の子」と、即興セッションをしました。
「ショートカットの女の子」はどこでも好評です。嬉しいね。
ソロの最後は僕の「息をして」ですが、ピアノが湿気にやられて、低音部は音の出ない鍵盤が続出。
曲の後半部分はもう原曲通りには弾くことができず、即興で展開させて終わりました….
そして最後は全員参加の即興セッション。
みんなで「おおおおおおおー」と声を重ね合うところからスタートしました。
楽しかったね!
風水庵さん、コウヂくん、お越しくださった皆さん、
ありがとうございました!
これで、広島、長崎と続く、平和コンサートのツアーも終わりました。
例年の流れではあるけど、今年はコロナがあったので、事情がまったく異なりました。
そもそも開催すべきかもずいぶん悩んだし、
直前にお客様が軒並みキャンセルになったり、中止の公演が出てきたり。
でも、お客様が1人でもお越しくだされば、そのかたと音で通じ合い、
平和への想いを重ね合わせらればいい、そう思って、一つ一つのライブに向き合いました。
会場の方や、僕の右腕としてすべてのライブで共演してくれた娘や、
コロナ禍でもお越しくださった方のおかげで、
とても充実したツアーとなりました。
来たくても来れない方も遠くから応援してくれました。
それも常に感じながら演奏できました。
本当に皆さん、ありがとうございました。
緊急事態宣言が解除されてから、ライブが続きましたが、これでひと段落。
9月以降は、びっくりするくらい、スケジュールは真っ白です。
このご時世、新しいライブを組みにくいからです。
それでもとにかく、前向きに生きなければいけません。
コロナ禍でも開催できるコンサートの形を模索していきますので、
何か一緒にできそうな方は、お気軽にお声をおかけくださいね。
コロナを乗り越えるには、人類は協力し合うしかないのですから。
つながりあっていきましょう!