沖縄ツアー2日目は、宜野湾市のカフェポンチェでのライブでした。
お越しくださったみなさん、ありがとうございました。
いつものライブでは、小さな店内にぎゅっと座っていただくのですが、コロナのことを踏まえ、いつもより定員を少なくし、余裕を持って座っていただきました。そして、窓も開け、エアコンで換気もしながら演奏しました。
先週のコンサートまでは、「コンサート中はコロナのことは忘れて、ただただ音楽に浸ってくださいね」と話してから、演奏していました。でもこの一週間で、そのMCも当てはまらないような、コロナを忘れることなど難しいほどの状況になってしまいました。
だから、ただただ祈る気持ちだけを抱えて、ピアノに向かいました。
その場にいる皆さんとも祈りを重ねながら。
弾き始めたら、窓の外から鳥の声がたくさん聴こえてきて、ピアノの音と重なり合いました。そしてそれに導かれるように、音楽が生まれていきました。僕はこうして、自然やすべての命と、ともに生き、奏でたいだけ。ほんのひとときの、すべてから解き放たれて演奏できる時間を、愛おしみました。
後半では、ゲストで、つむぎとも2曲。
そのあとの原爆をテーマにした曲「忘れえぬ記憶」は、コロナの猛威とも重なりました。
そして、「SPUR(シュプール)」「息をして」でライブを終えました。
また来年、みんなで笑って、春のライブの日を迎えたいです。
ポンチェさん、お越しくださった皆さん、
ありがとうございました!