滋賀県の小学校で、舞台「青い目の人形」の公演を無事に終了。
その後、三重・愛知にて、民族楽器奏者・宮原博明(旧・あぱっち宮原)さんとの2daysでした。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました。
宮原氏とは昨年秋に5年ぶりに共演。
二人で音の宇宙の旅人となったあの感覚が忘れられず、今回再びライブを企画しました。
1日目の三重県菰野町のKさん宅でのライブは、自然に囲まれた山の別荘地の一軒家での演奏。なんとも贅沢な空間で、贅沢なライブになりました。
2日目の愛知県あま市の庭園カフェ 桔梗の間でのライブも、古民家を改装した自宅カフェでの演奏で、これまた贅沢なライブでした。
宮原博明氏は、30年かけて世界中の民族楽器を収集し、さらには自分でも楽器を日々作り続け、その数は何百点?何千点?
とにかく、自宅は楽器博物館のよう。
そのどの楽器も弾きこなしてしまうのだから、ある意味、驚異的です。
大体の音楽家は、主に一つの楽器を追求するし、複数の楽器を演奏する人でも、まあ10種類以下だと思うのです。
彼は世界60か国旅して楽器を集め、南米の楽器からヨーロッパの古楽器、日本のお琴まで、ジャンルや国境問わず何でも演奏できちゃうのですから、本当に面白いアーティストです。
今回の共演でも、自宅から厳選して持ってきた楽器をずらっと並べ、ピアノとの相性の良いもの、セッションの流れに合ったもの、感覚的にピンときたものを手にし、すべて即興で演奏。クリスタルボウル、ディジリドゥ、ジャンベ、二胡、三線、お琴などなど。
対する僕もピアノの即興演奏をする、完全即興のセッションでした。
言葉で言い表すのは難しいのですが、長い創造の旅に出た二人が、音の宇宙を創り出し、時空を越えて、その場にいる人、森羅万象と一つになるような、特別な感覚でした。
次は5/27にライブを企画する予定です。
皆さんまたぜひご参加くださいね。
皆さん、宮原さん、
ありがとうございました!