オランダツアーから戻って3日、長崎県佐世保市の相浦光キリスト教会でコンサートでした。お越しくださった皆さん、ありがとうございました。
昨年秋、この場所を紹介していただき、ご挨拶に伺い、そしてクリスマス礼拝にも参加させていただき、ようやくコンサート当日を迎えました。
11時の日曜礼拝から参加させていただきましたが、教会の空間も、そして信徒さんたちも、とてもあたたかく迎えてくださいました。この殺伐とした世の中で、魂が癒されるような時間でした。
僕自身は無宗教ですが、父はカトリック教徒なので、子どもの頃はよく教会に行きました。外国人の神父様の日本語は聞き取りづらく、内容も子どもには難しかったけれど、みんなで賛美歌を歌うことは好きでした(今も僕の音楽性には教会音楽の影響が少なからずあると思います)。小3の娘も歌うことが好きなので、今日は慣れない礼拝で、聴いたことのない賛美歌だったけれども、楽しかったようです。
礼拝の後、昼食会にも混ぜていただきました。会場設営も信徒さんがご協力くださり、とにかく皆さんの優しさに助けれるような時間でした。
そしてコンサート。
前半は僕のソロ。後半は、シンガーおきつななことのDUOでお届けました。
天井の高い、白亜の空間は、音が心地よく響き、僕自身も音に包まれている感覚で演奏できました。
音と、自分と、この空間と、周りの自然や街やあらゆる存在との境目が溶けてゆき、何か一つの柔らかなものになっていくような感覚でした。
相浦光キリスト教会の皆さま、お越しくださった皆さま、共演のななこちゃん、ありがとうございました。
またこの空間で演奏できる日を、楽しみにしています。