昨日と今日は、熊本市のさくらんぼ保育園でライブでした。お越しくださった皆さん、150人の子どもたち、保育園の皆さん、ありがとうございました。
歌手・俳優の高杉稔さん、五弦コントラバスの松本洋一さんとの3人編成で、語りと音楽のコラボでした。高杉さんとは初共演。とても楽しくて、やりがいのある、いい公演になりました。
選んだ題材は、まどみちおさんの作品などの楽しいものを4作、そして原爆をテーマにした「おこりじぞう」。
「おこりじぞう」は映像は絵本を使い、語りは原作を使いました。重いテーマだし、原作はそこそこの長さもあり、難しい言葉も出てきます。小学生以上向けの作品だとは思いますが、子どもたちはすごく集中して、真剣な眼差しで、最後まで観てくれました。
高杉さんが「こっちが全力で取り組めば、子どもはちゃんと受け止めてくれる」とおっしゃっていたのですが、本当にその通りだと思います。うけ狙いや子どもだましは見透かされます。こちらが伝えたいメッセージを、全力でこめて表現すれば、子どもは真剣でまっすぐな眼差しで見つめ、受け止めてくれる。僕も最近は子ども向けコンサートをする機会が多いので、とても勉強になりました。
皆さん、ありがとうございました!