昨日から三重・愛知ツアー。
2日目の今日は、三重県鈴鹿市のカフェウチダ雑貨店さんでのライブでした。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました。
三重県でのライブは本当に久しぶりでした。
「二人のピアニスト」と題し、「ピアニストK」さんとのDUOでした。
前半はお互いのソロステージ、後半は即興セッションという構成。
Kさんは僕のことを見つけて連絡をくださり、4月、5月と僕のライブに足を運んでくださいました。
今回、僕が東海地域でツアーを組むにあたり、Kさんにお願いして企画してもらったライブでした。
僕はピアニスト同士のつながりというのがあまりありません。特定のジャンルにも属さないし、音大のピアノ科卒でもないから学生時代に同じ楽器の人に出会うこともほぼありませんでした。
ですので、Kさんが僕の活動に興味を持ってくださったことはとても嬉しいことでした。
そうして迎えた即興セッション。あえてリハもせず、ぶっつけ本番を、二人の出会いの音の始まりにしました。
音楽性の違い、演奏方法の違い、好きな音、好きなフレーズの違い、タッチの違い、ペダルの使い方の違いなど、「音楽的な違い」をあげるときりがありません。でもそれより何より、根本にあるのは、当たり前ですが「人間的な違い」です。
そもそも異なる人間同士が、その違いを重ね合い、受け入れ、調和や不調和を繰り返しながら、創造を前に進めていく。
同じ楽器だからこそ、しかも1台のピアノを二人で演奏するからこそ、それをより親密な関係性でできる….。
生まれた音楽は、そんな関係性と時間が、音になったのでした。
Kさん、かけがえのない時間をありがとうございました。
終演後の交流会では、ウチダさんのおいしいご飯と、酒も(かなり)入って、楽しい時間でした。
僕はいつもは酔ったらもうピアノは弾かないんだけど、Kさんと、ノムラトモヒロさん(ちょうど会場2階のギャラリーで絵の個展を開催)と楽しくセッションしました。
カフェウチダさん、Kさんお世話になりました。
みなさん、ありがとうございました!