オランダ・ツアー2019、第10日目。
今日はオランダツアー5公演目。
東部の街 VordenのUrtica De Vijfsprongでのライブでした。
満員御礼。お越しくださった皆さん、ありがとうございました!
家族3人、列車旅で2時間半。車窓はだんだん田舎の風景になり、降りた駅も目の前はトウモロコシ畑の、のどかな無人駅。
会場のUrtica De Vijfsprongはシュタイナーの考えに基づいた、牧場、農場、チーズ工房などを持つ広大な施設で、障がいのある人たちが暮らし、働いています。そのコンセプトも素晴らしいし、とても素敵な心地よい場所なので、1曲目は、このファームでもらったインスピレーションで即興演奏しました。
今日は1時間だったので、かなり凝縮した内容。
熱い、暑い時間でした。
連日、演奏している原爆をテーマにした曲「忘れえぬ記憶」は、日本でも、海外では特に、重要な曲になりました。まだ拙いけど、英語で曲紹介もし、被爆者の平均年齢が80歳を越え、私たちが記憶の継承をしていく重要性を話しています。
最後は「息をして」。
鳴り止まぬ拍手と、スタンディングオベーションをいただいてしまいました。
数年前のイタリア最終公演の時以来かな?
ステージに立つ者にとって、こんなに嬉しいことはなく、本当に幸せでした。
声をかけてくださり、企画してくださった吉岡るみさん、施設の皆さん、ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました!