オランダ・ツアー2019、第9日目。ツアー4公演目。
Nieuw-Vennepのヒームストラ家でのライブでした。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました。
彼らと出会ったのは15年近く前(当時はお互い子どももいなかったなぁ)。以来、家族ぐるみでずっと仲良くしているヒームストラ家とのご縁で、僕らは長崎に移住することとなり、またこうしてオランダにツアーしに来ることができています。滞在中もずっとお世話になっているので、ヒームストラ家でのコンサートは、重松家からの感謝の気持ちも込めています。
この日は、後半で、つむぎさん大活躍。詩の朗読(稲尾教彦くんの「草のように生きるなら」)と、オリジナルを3曲演奏。鳴り止まぬ皆さんの拍手に、つむぎの表情も、いつもと違って見えました。
今までは僕に促されるままにステージに立っていたので、自分から「私の音楽を聴いてもらいたい」と熱望していた訳ではなく、それゆえ皆さんに「素晴らしい」と賞賛されても本人はそれほどピンと来ていなかったと思うのです。
でもたくさんのステージを重ね、徐々にミュージシャンとしての自覚が芽生え、自分から演奏したいという気持ちが生まれ始めた今、こうして皆さんに拍手をもらえることに、歓びを感じ始めています。人前で演奏する者にとって、誰からもなんの反応もないことは最も寂しいことで、逆に、良い反応をもらえることは最高に嬉しく、演奏家冥利に尽きることですから。
また来年、オランダでライブするときには、もっと成長した姿を見えてもらえそうです。
ヒームストラ家の皆さん、お越しくださった皆さん、ありがとうございました!