(↑この写真、Facebookがたまに表示してくる、昔のやつです)
ごっこあそびに、いつでも夢中になれ、
想像の世界を自由に飛びまわって、
それを物語や絵や音楽にして楽しんでいる
娘の姿を見ると、
いつまでもそれを失わないで欲しいし、
そのイマジネーションを広げ、
創造力をすくすくと伸ばして欲しいと願う。
小学校に入ると、国語算数理科社会でほとんどの時間が埋め尽くされ、音楽や図工は週に1回ずつしかない。
その不満もあって、家に帰ると絵を描き、僕と音楽をやり、絵画教室へ行き、本を読んで漫画を読んで、忙しいなかで想像と創造を満喫している。
これから部活だ、受験だと現実的なことが次々に突きつけられる。今の日本の社会が急には変わらないことを思えば、ある程度は受け入れながら、家庭でできることは最大限にしてあげたいと思う。
いつでもトリップできるような「想像の楽園」は、こども特有のものではなく、誰もが一生持っていていいもの。そしてそれを絵や音楽や舞台や言葉に創造する力は、きっと人生を豊かにし、困難をブレイクスルーしていく力になると思う。なぜなら、自分の世界をちゃんと持っているということは、強さでもあるからだ。だから、幼い頃から持っている、その子の想像の世界は、大人になるに従って失っていくのではなく、ますます発展させていって欲しいのだ。
目先の金儲けや、地位や、名声や、勝ち負けや、
テレビから垂れ流される芸能界のゴダゴタなんかに、
想像の楽園を奪われて、
現実の世界にしか生きれなくなってしまってはとても生きづらい。
みんながそうなってしまっては、
いずれは国も、世界も立ち行かなくなるだろう。
世界平和だって、創れないだろう。
親が子どもの命を守ることが最も大切なことだとしたら、2番目に大切なのは、その子の持つ世界を大切にしてあげることのように思う。