今日はGW関西ツアー3日目。
神戸の北野異人館「風見鶏の館」でのソロ・コンサートでした。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました。満員御礼でした。
よく鳴るピアノ、よく響く空間で、僕は音に包まれながら、
お客さんに包まれながら、演奏することができました。
この館が持つ時間の蓄積を感じながら、
今日、演奏できることへの感謝を抱き、ただただ魂の赴くままに弾きました。
前半は完全即興、後半はオリジナル。
アンコールは、皆さんへの感謝の気持ちを、即興の1曲に紡ぎました。
演奏後、館長代理の明星さんが「spontaneous(スポンテニアス)」のお話をしてくださいました。「improvisation」のさらに先の段階の、「自然発生的な音楽」という意味とのことですが、まさに自分が目指しているものだと思いました。
即興演奏には、自分の感情や魂や、お客さんの存在や場所といった様々な要素が作用する訳ですが、その上で、自然にスッと生まれてくるような音が出せたら。
また1日1日、前進して、ここに戻ってきたいです。
お越しくださったら皆さん、風見鶏の館さん、ここに導いてくださった皆さん、ありがとうございました!