昨日から3日間は「ガラクタに咲いた花〜廃品打楽器とピアノの森の音楽会〜山口とも & 重松壮一郎」。
パーカッショニスト山口ともさんとのDUOで岡山ツアーです。
今日は瀬戸内海側に移動し、玉野灘崎子ども劇場での公演。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました!
前半は即興セッション、後半はそれぞれのソロコーナーと、みんなとのセッション。最後は行進して、ハーメルンの笛吹きのようでした。
子どもたちが、本当にかわいくて!改めて、子どもたちとやりとりしながら作るコンサートの楽しさ、一緒に作るコンサートの楽しさを感じました。
子どもたちがすごく楽しそうに音を鳴らしたり、思わず体が動き出したりしているのを見ると、鑑賞するだけでなく、こうして参加して、一緒にセッションして音楽を作るって楽しいんだよ、自由でいいんだよって伝えたいと思いました。
玉野の海をテーマにみんなで音楽を作ったとき、波のようなみんなの表現に、ぴー…、ぴー…と笛を重ねてくれた子がいて、それがトンビの声のようななんとも言えない情景を浮かび上がらせてくれて、素晴らしかったな〜。車の移動中にともさんとも話したんだけど、そういった偶然性というか、自然に浮かび上がってくるようなのが好きなんです。それを言葉で説明してやってもらっちゃうと偶然じゃなくなっちゃうもんね。偶然に生まれる、奇跡みたいな瞬間があるから、即興演奏に魅力を感じている(というか取り憑かれている)のだと思います。それをもっと分かち合っていきたいです。
玉野灘崎子ども劇場の皆さん、ありがとうございました。
さて明日は3公演目。
ツアー最後の公演は、みんなの劇場・おかやまさんの主催で、瀬戸内市のゆめとぴあ長船でのコンサートです。