昨年の今ごろにスタートした取り組みが、数日前に書類提出を持って、終了した。
思えば長い道のりだった。一人で小さく乾杯した。
自分のやってることを、事業として捉え直す。
どこにも所属せずに、自前で食べていくなら必要なこと。
たとえ自分一人だろうと、音楽事務所の経営者ということになる。
これだけサービスの発達した社会では、アーティストがセルフマネジメントできる。
「音楽で食べていく = 音楽事務所に所属」
という時代ではなくなった。
CDの制作も販売も自分でできる。
ネットでの世界配信も、請け負ってくれるサービスがある。
プロモーションもネットでできる。
フライヤーも自分でデザインして、格安で綺麗に印刷できる。
だけど、自分でやれる範囲が広がった分、
音楽だけに専念できなくなったのも事実。
どこまで自分でやって、どこから外に頼むか。
線引きしないと、首を絞めることになる。
自分でマネジメントしつつ、
音楽に専念できる時間を増やすにはどうしたらいいか。
僕はもっともっとたくさんライブしたい。
でも、ひとつひとつ丁寧な広報を、一人でやるには限界がある。
ではどうしたらいいか。
考えるべきこと、やるべきことはたくさんあるのだ。
がんばろう。