今日は福岡「うらんたん文庫」さんでの初ライブでした。
お越し下さった皆さん、ありがとうございました!
まず驚いたのは、うらんたん文庫さんが、とにかく素敵な空間なこと!
近所にあったら、しょっちゅう来ちゃう!
溢れるような本本本、所狭しと雑貨やアートなど飾られているけど、このごちゃごちゃ感が心地よい。そして2階のこども本のスペースがまた素晴らしくて。本好きな子どもなら1日いても飽きないでしょう…
今回は、北海道に移住した詩人・稲尾教彦(のりへい)くんの帰省に合わせて、シンガーおきつななこ、僕との3人で企画。ピアノのなかったうらんたん文庫さんが、なんとピアノを置いてくださり(!)、開催の運びとなりました。早々と満席になり、本当に有難いことでした。
のりへいくんと久しぶりに共演しましたが、彼が、日々コツコツ、コツコツと積み重ねて努力してきたものが、そのまま、彼の発する一音一音に表れていて、背筋の伸びる想いでした。表現するということ、その細部にまで魂を込めるということ、それがすべてに感じました。彼の表現に触れるということは、彼の魂に触れること。ふだんついつい気にしてしまうような、表面的な悩みなど何にも気にする必要はなく、ただ魂の赴くままに、本質を追求していけばいい。そう言われているようでした。
新曲の「夕凪」も初披露。とてもいい曲に仕上がりました。「くらげの夢」「てぃんさぐぬ花」は娘つむぎ参加バージョンでお届けしました。僕のソロは、一番古い曲「息をして」で、いつもは鍵盤ハーモニカを吹いている間奏部分で、のりへいくんに詩を重ねてもらいました。そして、僕らが初めて共作した「みずよとわに」では、歌、詩の語り、ピアノが、クライマックスで重なりあいました。
うらんたんさんがご用意してくださった打ち上げは、クリスマスパーティのような感じで、お客さんも交え、大盛り上がりでした。
うらんたんさん、のりへいくん、ななちゃん、つむぎ、皆さん、
本当にありがとうございました!