自分の音楽なんて、
誰も聴いてくれないんじゃないか。
続けたって意味ないんじゃないか。
そんな風に思うことは、
音楽家なら、
一度ならずとも、
何度もあるだろう。
古今東西、歴史上の名だたる芸術家でさえ、
自分の作品が世間に受け入れられないことに悩んだ。
悩み苦しみ、気が狂う者も、命を落とす者もたくさんいた。
でもそんな悩む時こそ、
僕は素晴らしい作品に触れるようにしている。
ああ、僕の音楽はどうあれ、
「音楽」という芸術は、なんて素晴らしいんだろう。
自分の音楽はまだまだだけど、
世の中にはこんなに素晴らしい音楽があるんだ。
僕ももっとがんばろう。
音楽という芸術にたずさわれて、
本当に幸せだ。
そう思えるようになる。
孤独な道を照らす光。
それはどこかにきっとある。
それを見失わないように、生きたい。