秋の関西ツアー1日目、今日は奈良の藝育カフェ Sankakuでのライブでした。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました。
5年前、ひょんなことから出会ったSankaku。そしてSankakuプロデューサー山本あつしさん。
これまで「完全に真っ暗ライブ」「プラネタリウム・ライブ」「映像とのコラボ」「即興連弾」など、様々なコンセプトで年1回のライブを企画してもらいました。今年もしさんは色々考えた末に、シンプルなソロ・ライブになりました。5年前にここで初めて演奏した時と同じ。原点に戻った感じでした。
窓のない空間は、完全に真っ暗になります。昨日は、ほんの少しのキャンドルの灯りでスタートし、僕の曲の変化に合わせて、あつしさんが照明を変化させてくれました。寄り添うように。
静寂の中に音を紡いでいくと、まるで自分やその場にいる人が、宇宙空間にぽっかりと浮かんでいるような感覚になります。僕はただ自由に、きらめく星々のように、銀河のように、ブラックホールのように、演奏しました。宇宙の旅、創造の旅。
夜はあつしさんと1年ぶりに日本酒を酌み交わして語りあいました。あつしさんの仕事のお話は、とても興味深くて。僕のやっていることとも重なるから、もっと近くに住んでいたら、もっと色々話して、意見を交わして、アイディアを出し合って、一緒に面白い企画ができるのに。いや、離れていても、できるよね。来年までまたアイディアを温めよう。
あつしさん、ありがとうございました!