今日はこどもとおとなのための野外音楽祭「SASEBO MUSIC PICNIC 2018」。
ご協力くださった皆さん、お越しくださった皆さん、本当にありがとうございました。
子どもも含め、総来場者数は700名くらいだったと思います。
本当にありがたいことでした。
お天気に恵まれ、場所に恵まれ、自然に恵まれ、人に恵まれ。
全てに恵まれていることを感じました。なんて幸せなことなのだろうと思います。
元々は、僕個人がただやりたいなぁと思い描いてただけの音楽祭でした。自然の中で、子どもたちがのびのびと音楽を楽しんでくれて、子育てに奮闘する親御さんもリラックスできて、自然と共生するような音楽があって、素材にこだわったおいしいご飯があって、こだわりのお店があって、アートがあって、音楽には即興性があって飛び入りができて、お客さんもみんなでセッションができて。
一人で見る夢はなかなか実現しないものです。でもこうした想いやテーマやイメージに賛同してくれて、「重松さん、やりましょう、力を貸します」と、ただただ縁の下の力持ちを買って出てくれた方々いて、実現できました。
2度目となった今回、大きかったハードルは「駐車場」「現金のやり取りができない」、そして直前になって「台風」。毎月ずっと重ねた打ち合わせで、みなでアイディアを出し合い、一つ一つのハードルを知恵の力で越えていきました。僕のようなリスクマネージメントのいい加減な人間に、想定されるあらゆるトラブルを回避するための方策を練ってくださいました。駐車場を借りようにも、地元との繋がりのない僕に変わって、地元の方と交渉をしてくださいました。
そうして力を貸してくださり、誰よりも、あの空間で素敵な音楽を笑顔があふれることを願って動いてくださった仲間が、駐車場係やpic(買い物チケット)の交換窓口係を買って出てくださいました。音楽は一切聴くことはできず、お客様も全員帰られ、片付けをするためにやっと会場に来ることができた…という仲間もいました。そのみなさんのことを思うと、涙があふれます。
出演者の中には、岡山から、高知から、大分から駆けつけてくれた仲間がいます。出店者の中には、熊本から、長野から駆けつけてくれた仲間がいます。会場には来れないからと、遠くから寄付してくれた方もいました。たくさんのかたが協賛してくださいました。そしてもちろん、地元の仲間が力を貸してくださいました。
山の麓の駐車場から、わざわざ専用バスに乗り換えなくてはいけなかったり、現金をわざわざ買い物券に変えなきゃいけなかったり、お客様にもたくさんのご不便をおかけしました。出店者の皆さんにもご面倒をおかけしてしまいました。それでも、皆さんが快くそれを受け入れてくださったことに、スタッフ一同、心から感謝しております。
あの子どもたちののびのびとした姿と、みんなの笑顔。
キラキラ輝いた森の緑と太陽。そして音楽。
本当に、やってよかったと思いました。
皆さん、ありがとうございました!