オランダ&ベルギー・ツアー2018、第3日目。
ベルギー2日目です。
今日はこの日はベルギーの街Ghentにて、街の路上のピアノを弾くプロジェクト、
「123-piano」に参加。昨年に続いて2回目。
今年は4か所で演奏。朝から弾き始めたので、まだ人通りは少ない場所もあったし、芸術大学の中庭に置かれたピアノの周りには誰もいない(夏休みだから)というのもあったけど、1つ1つアーティストのペイントで彩られたユニークなピアノを弾くのは、楽しい。
注目を集めたい、みたいな意欲を持つと、独りよがりな演奏になって失敗することは分かっていたので、街に溶け込むような、自然な演奏を心がけた。演奏に足を止めてくれる人がいるかは、実力次第なんだけど、いずれの会場でも、多くの人に足を止めてもらい、拍手をもらったり、声をかけてもらったり。やっぱり遠くベルギーまで来て良かったな。
最後は駅前のブルーのピアノ。ソロで2曲弾き弾き、ラスト1曲は娘つむぎと演奏。駅は人は多くてもみんな足早に通り過ぎる。でもこの日一番の拍手をもらったかも。最後にいい気分で終えれて嬉しい。つむぎもすごくすごくいい経験だったと思う!
芸術大学の構内に行った時も思ったけど、あぁ、もっともっと若い時に、こんな風に海外の人たちと触れ合ったり、学んだり、演奏したりしたかったなって思う。でも人生は後戻りできない。今できることをやるしかないのだ。それに今は、自分ができなかったことを、娘に経験させてあげたいなって思う。僕も8歳でヨーロッパの路上で演奏したかったよ!
まだ2週間のツアーのうちの2日間しか終わってないのに「あ〜、いい旅立ったなぁ」なんて充実した気分でベルギーを後にする。また来年も来たい。おいしいベルギービールも待っているしね!