東京での2日間の演奏を無事に終え、今日は栃木へ。
那須野ヶ原ファームでの2回目のコンサート。
少し風は強かったものの、野外でできるぎりぎりの気候。
グランドピアノを外に出して演奏できました。
抜けるような青空のもと、風に包まれ、太陽に包まれ、草原に抱かれながら、
ただ感じるままに演奏できる幸せ。
僕はきっと他の演奏家より、わがままです。いくらリクエストされても、自分の曲しか弾かないし、自然との共生、いのちのつながりといった根本テーマにこだわってやってるから、それが邪魔をして、演奏ができなかったり、演奏できる場所が限られたり、ジャンルが分かりにくいと言われたり、客が集めにくいと言われたり。悔しい想いもさんざんしてきています。
でも、こだわってやってきたからこそ、「ぜひ重松さんにこの自然のなかで演奏してもらいたい」と言ってもらえる訳で、それが今日みたいなコンサートにつながっています。自分の信じるやりたい音楽をやりたいようにやって、それが皆さんに喜んでいただける、今日みたいなコンサートはほんとにほんとに嬉しいのです。それを想うと、もう感謝しかなく、僕は最高の状態で演奏にのぞめます。
自然は自然。風は風。空は空。
ただただあるがままに、ピアノの音を受け止めてくれ、
自らのなかに溶かしていってくれました。
来年また、春の気持ちいい気候の時に実現したいです。
お越しくださった皆さん、ありがとうございました!
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