(タイ人の調律師・カモンさん)
タイ2日目。マーケットに行った後、再びTBSに乗り、
タイ2日目。マーケットに行った後、再びTBSに乗り、
今日のライブ会場のある駅へ。
会場は「Salon hors du Temps」。
今年の春の沖縄ツアーで出会ったかたの紹介の紹介で、ご縁をいただいたのですが、友人のシンガー川原一紗もSalon hors du Tempsさんで昨年ライブしたみたいで...
世界は広いけど、世間は狭いなぁ。
定員50名を超えるお申し込みがあったようで、本当に感謝。
皆さん、僕の演奏も名前も聴いたことないのに、足を運んでくださるのだから、本当に有難いことです。たくさんの方に声をかけてくださった、オーナー成子さんに心から感謝です。
調律してくださったタイ人の調律師・カモンさん。くちゃっと微笑む、ものすごく人のいいかた。僕の細かい要望を聞いてくださり、答えよう答えようとしてくださいました。CDも2枚とも買ってくださって、またまた感謝...
そして本番。
こうして異国の地に来て感じたことは、
「僕らはきっと分かり合える、分かち合える」ということ。
僕はアジアの一員でありながら、今回初めてアジアの国を訪れました。
すごく感じたのは、タイの人々は顔つきも似ているし、
同じルーツにある、同胞のようだなぁって。
だから、お互い心を開けば、きっと大丈夫。
僕らは分かり合える、分かち合えるんだって。
ピアノに向かい、いつもと同じように手を合わせたとき、
そう信じて、安心して音の海に飛び出していきました。
人生の喜びも悲しみも、みんな持っていて、
音を媒介に、みんなが共有しあえたらと、願って弾きました。
後半1曲目は、先日の爆発事件へのレクイエム(鎮魂歌)を、即興で弾きました。
亡くなられた方の魂に捧げると同時に、
今この場にいる人たちの心に寄り添えるようにと願って弾きました。
今回、CDを35枚持ってきましたが、
このバンコクのライブだけで、21枚売れてしまいました
(イタリアの分が14枚しか残っていない...)。
本当に皆さんに感謝です。
今回、成子さんとスタッフの皆さんに、大変お世話になりました。
そして、たくさんの方が、「またタイに来てくださいね!」と言ってくださいました。
見ず知らずの僕を受け入れてくださり、また来てくださいね、と言っていただけることが、旅の音楽家としても、人としても、何より嬉しいことです。
自分はそうして生かされているんだな感じています。
次はまたもっと喜んでいただけるよう、
日々精進しますので、よろしくお願いいたします。
そして次は必ず、妻と娘も一緒に。
あ、そうそう、うちの両親の新婚旅行がバンコクだったみたいで、
今回すごく来たがってました。
40数年ぶりにバンコクに来るのもまたいいかもね。
薦めておこう。
たったの2泊でお別れするのが寂しいバンコク。
美味しいご飯も、人々の優しさも、本当に愛おしく感じました。
また帰ってこれるのを楽しみにしています。
ありがとうございました!
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