今日はアルカスSASEBOにて開催された「アルカス 九十九島音楽祭」に出演。
僕は中ホールでの出演をご依頼いただき、ピアニスト重松壮一郎 + ダンサー青柳ひづるによる「海の詩〜みらいへ」ピアノとダンスのコンサートを企画しました。
完全即興のコラボレーションです。
■第1部
九十九島の夕景。海の向こうにある黄泉の国。あの世とこの世の境目。いのちの弔い、祀り。
■第2部
ピアノソロ。海の底へ沈む。生命のない死の世界のように思いきや、有象無象の生き物たちが棲む、暗く神秘の世界。
■第3部
海に光りが射し始める。紙風船は無数の命か、魂か。何億年もの間、生と死が絶えず繰り返される。循環、輪廻転生を繰り返す、小さな命の世界。
お客さんが、1時間半、ぶっ通しで観るのはきっと疲れると思い、長くなりすぎないように気をつけ、少し短めで終えました。でも、もうちょっとやってもよかったかな。
音楽祭の1プログラムとしてはシンプルに終わる方がいいのかもしれませんが....。
次回、お話をいただけるなら、休憩を挟んで、前半後半でたっぷりやる方向も検討したい。
また、もっとテーマを深め、世界観を作り込んで、再演したいね、とも話しました。
今回、あまり照明で凝ったことはできないと伺っていましたが、照明のかたが、こちらの細かなりクエストに応えてくださり、ともに世界観を作ってくださいました。
その他のアルカスのスタッフのかたも、みなさんとても気持ちよい方々で、僕らもすごくいい状態でステージに立てました。声をかけてくださったことも含め、心から感謝しています。
アルカス中ホール。とても気持ちよくピアノを弾けるホールでした。ピアノは、僕の好きなベーゼンドルファーだし、とても嬉しいです。また演奏できる機会があることを、心から望んでいます。
本当に、ありがとうございました!
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